おはようございます。薄曇りの横浜であります。流石に10月も半ばを過ぎると肌寒いですね。土曜日は江ノ島花火大会、日曜日は大同窓会と、イベント三昧です。ちょっとお天気が心配です。

 最近、「メールアカウントを乗っ取ったぞ!」的な怪しいメールが立て続けに届いています。「お前のアカウントを乗っ取った。その証拠に発信元を観てみろ! お前のアドレスからだ・・」と書かれています。コレがすぐにハッタリであることが判るのは、そのメールの送信と同時に“MAIL DELIVERY ERROR”が届いていることです。これは、SMTPサーバーが送信を拒絶している証しなんですね〜。小生が使っているiCloudの場合はSecure SMTPを使用しているのでパスワード認証させないと送信できない仕組みです。このハッタリ野郎はメールアドレスのドメインからSMTPサーバーのアドレスを割り出し、あたかも同じアドレスから送信していることを偽装しようとしていますが、パスワードが無いためSMTPがメールを中継しないんです。そりゃー返信先が自分になっていれば、ERRORもこちらに届きますから。笑 まったく間抜けな話。前置きが長くなりましたが、本題はここから・・・。そんな事もあり、念の為パスワードを変えておこうと思い、iCloudにweb経由でログインしようとしたところ、2ファクタ認証から先に進めません。Appleの場合、iCoud連携している他のデバイス(iPhoneなど)に通知されるパスコードを入力する仕組みになっているのですが、何故かこれが通りません。Appleサポートに電話しても原因が判らず、3日経ったのですが未解決のままです。パスワードはリセットできたのですが、webからログインできない状況が続いています。iPhoneやOSXのシステム上からは入れているのですが・・・。小生は“me.com”時代からのユーザーですが、こんな事ははじめてです。有料サービスなんだから、もう少しきちんと対応して欲しいなぁ。そんなことぐらいでApple信者を止めるつもりはありませんけどね。


電源極性を間違えて故障・・・

 同じオーナー様から二台の690Mk2をお預かりしています。二台とも+と−を逆さまに接続してしまったそうです。誰でも一度は経験しますよね。殆どの無線機にはダイオードでプロテクションされるようになっているのですが、本機にはソレがありません。回路的に最もダメージを受けやすいのはファイナルの2SC1971です。ここは外部電源からのDCが直接印加される箇所になり、コレクタ側にマイナス電位、エミッタ側にプラス電位が掛かります。石にもよりますが、どうやら2SC1971は一発で壊れるみたいですね〜〜。二台ともファイナルが壊れていました。まずは(その1)より修理を進めることに。2SC1971は在庫があるのですぐに交換作業を進めました。こちらはファイナル交換のみで修理が完了しました。続いて(その2)でありますが、こちらについては受信時にもTX7Vが印加されています。即ち、受信時に送信回路がONになっているということです。どうやら、送信SWのトランジスタが逝かれ、常時電流が流れてしまっているようです。しかもDC13.8Vが7Vラインにそのまま入りこんでいるため故障範囲の特定が困難な状況です。こちらについては修理不可判定となりました。スミマセンm(_ _)m

FT-690MK2(その1)

FT-690Mk2 (その2)

案の定 増幅しない(RFプローブで確認中)

要交換・・

【ご依頼内容】

  1. 逆極性電源接続後の動作確認・修理

以上について承りました。

【工数】

上記作業に工数2.5人日を要しました。(診断・修理・調整・報告書作成など)

【交換部品など】

  • 2SC1971×1個


受信感度が著しく低下

 小生も愛用しているリグです。こちらについては、もはや「聞こえない」と言って良い状態です。50dBµV(ほぼメーターフルスケール)の信号を突っこんでも微かに復調するレベルです。本機にはIF出力とEXT RX ANT端子が付いているので、ここをテストすることから始めることにします。ANT1・ANT2の信号は送受リレーを介してRFユニットに入り、VFO信号とMIXされたあと2nd IFの8.83MHzに落ちます。IF出力端子に外部受信機を繋いで8.83MHzを受信すれば復調されるはずですが全く聞こえません。(???) IF出力は1st IFから分岐した後にローカルMIXされて出力されるため、本機内部の2nd IFと完全にイコールではないのですが、各バンドで僅かながらも復調しているのでローカル信号は正常に出ているものと判断しました。即ち、故障箇所はANTかた1st IFの間ということになります。本機のIFゲインが相当高いのか、僅かに漏れ出てくる信号を拾っているのでしょう。回路図を追って行くと、数カ所にEPS対策と思われるRFサージ・アブソーバーが入っています。RFユニットのEXT RX ANTの切替リレー付近に電球マークを見付けました。過大入力を光(熱)エネルギーに変換することで回路を保護するやり方です。FT-101などで見掛けた仕組みですが、平成時代の無線機でも採用されていたんですね。ここを調べてみたところ大当たりでした。麦球で代替することも考えましたがインピーダンスがわからないし、直結でとりあえず問題ないかと思います。念の為、ANT端子側のリレーユニット内にある、ダイオード型のRFサージ・アブソーバーを確認したところ、ANT1側が溶断していました。(機能上無視しても大丈夫)やはり原因は雷ですかね〜〜〜。RFサージ・アブソーバーは外付けの同軸挿入タイプのものをご検討ください。雷サージが発生する場所は落雷確率が高いと思われます。

コレやっ!!

タダの麦球?

30dBµVを入れてみると・・

ちゃんとS9振っている!!

【ご依頼内容】

  1. 受信感度低下

以上について修理のご依頼を承りました。

【工数】

上記作業に工数2.5人日を要しました。(診断・修理・調整・報告書作成など)

【交換部品など】

  • PL1の代替としてリードワイヤを使用


HL-1KFX 再び作業を再開

 本日、500V耐圧のチップコンが到着予定です。周囲には同容量のセラコンも使われていますが、これらも予防交換しておこうと思います。


おねがい

 先日、修理納品後20日経過してから故障再発したとのことでご連絡を頂きました。オーナー様はご自身で修理箇所を確認すべく当ラボにて作業した箇所を分解されました。その際に当ラボでは施工していない箇所の部品が外れてケース内に転がっていたとのクレームを頂戴しました。どの様な状況であっても、まずはご連絡ください。ご自身で手を付けられてしまうと故障の原因が特定できなくなる可能性が高く、施工後の保証も拒否せざるを得ない状況になる場合がございます。事前に規約を読んでおられなかったみたいです・・。長ったらしい規約をお読み頂くのは大変ご面倒かと存じますが、トラブルを回避するためやむなく書かせて頂いております。修理お申し込み時に「規約に同意」頂く事を前提として受注させて頂いておりますので、どうかご理解のほどお願い申し上げます。

 また、交換部品の事後取扱につきましは、原則お申し出が無い限り破棄させて頂いております。(これも規約に明記しています)漏れ出した電解溶液や焼損した古い半導体には有害な物質(ヒ素やPCBなど)が含まれ漏れ出している可能性があり、廃棄には十分な注意が必要です。これらは「燃えないゴミ」では捨てられませんRoHS(ローズ)以降は自動車整備や家電修理など、多くの現場で同様の対応をしておりますこと、何卒ご理解ください。

 今日はIC-375とHL-1KFXのフィニッシングに挑みます。皆様、良い週末を!!!m(_ _)m

 

 

 

 

Tagged with →  

コメントを残す

Translate »