こんにちは。関西に続き北海道が大変なコトになってしまいました。時間経過と共に被害状況が明らかになってきますが、安否不明者の早期発見と共に、インフラの復旧を急いで頂く事を切に願うばかりです。 札幌市北区の別宅でも窓ガラスが割れるなどの被害がありました。今朝停電が解消したとのメールが届きましたが、まだ水道が出ないようです。高齢の義父母が二人暮らしているので心配・・・。娘は札幌市内の小中高(札幌赴任中に入学)に通ったため北海道は第二の故郷です。小生も仕事が無ければ馳せ参じたい気持ちであります。


の作業が完了!

 長期対応フラグのR-820がC/Oです。入場時は瀕死状態でした。周波数カウンタすら出ない状況です。受信についてはVFOや局発の周波数は出ているので、IFのMIX段や電源ライン周りの不具合を疑いました。また、スイッチ・VR類の殆どが接点不良です。以下の作業を徹底的に行いました。

  • スイッチ・VR・コネクタ類の手入れ

 CAIG D5、D100Lを使用し、一個ずつ内部洗浄・接点復活処理を施しました。当初、全く機能しなかった部品が殆どですが、全数機能回復しています。

  • 周波数カウンタ・受信不良の修理

 IFユニット、REGユニット、カウンタユニットを中心に再半田処理を行いつつ、電源ライン系のケミコンを中心に交換を進めました。カウンタユニットのタンタルコン一個についてはショートしており、周波数カウンタの不具合の原因と思われます。これらの作業による全て(トランシーブ動作を除く)の機能が回復したことを確認しています。

  • Sメーター照明について

 既にお伝えしている通り、二個の麦球が球切れしています。こちらについては、白色超高輝度LEDに拡散フィルムを被せて取り付けました。

タンタルが多いため一個ずつ着脱して確認

再半田処理・ケミコン交換完了

交換したケミコン・タンタル・麦球

メーター照明・周波数表示が復旧

【ご依頼内容】

  1. 受信音聞こえず
  2. 周波数カウンタ表示しない

以上について修理のご依頼を承りました。

【工数】

上記作業に5.0人日を要しました。

【交換部品・使用薬剤】

  • 小容量ケミコン×10個
  • 中容量ケミコン×3個
  • タンタルコン
  • 照明電球(麦球の代替として)超高輝度LED×2個
  • LED用光軸拡散フィルム×2枚
  • CAIG デオキシット D5 ×1本
  • CAIG デオキシット D100L 50ml ×1本
  • ケルミット半田 × 4m 
  • その他


×3台の診断・処置を完了!

 3台の同型機(FT-203)をお預かりしました。本機はAF・スケルチのボリューム不具合が多発するリグです。それぞれ、以下の様な状況です。

FT-203 全てVR類がアウト・・

何れも厳しい診断結果に・・

その1

 電源が入りませんでした。電池ホルダと本体が接触する接点の導通不良です。電源は入るようになりましたが、スケルチが効きません。CAIG D-5で洗浄を試みましたが全く効果ナシ。AFボリュームもガリが酷く辛うじて制御できる状態です。これらは交換を要しますが部品入手不可です。スケルチは効きませんが、送受信とも良好です。

その2

 同じく電源が入りませんでした。電池ホルダと本体が接触する接点の導通不良です。電源は入るようになりましたが、AFボリュームもガリが酷く電源ONとともに最大音量となります。同じくCAIG D-5で洗浄を試みましたが全く効果ありません。スケルチは正常動作します。AF ボリューム交換を要しますが部品入手不可です。

その3

 電源は入りました。PTTスイッチがベトツキ押しっぱなしなる場合があります。こちらは交換を要しますが、部品入手は困難です。また、AF アンプが故障しており交換を要します。

 以上の様な状況ですが、正常部品のみ取りだして一台の正常個体に仕上げるためには、相当の工数を見込んでしまいます。部品交換による修理は不可能です。手を尽くしましたが、コレが限界でした。どうかご理解下さい。m(_ _)m


 今週はココまでです。エレクラフトK2は第3ラインが確保でき次第の着手となりますので、少々お待ち下さい。SS-105Sは本日着手させて頂きます。来週は大型機ががっつり入って来ます。北海道の皆様、早期に元の生活に戻られることお祈り申し上げます。

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