RRS-Pi+ 手渡し納品@ハムフェア / FT-1021X 作業進捗【2018/08/10】

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 おはようございます。夏晴れが帰ってきた横浜、今日も暑くなりそうです。台風通過の際に拙宅デルタループに僅かな歪みが生じた模様。この時期のANT修理はイタチごっこなので秋口に張り直したほうが良いかもしれませんネ。

 結局、2018年8月17日(金)~8月23日(木)の間お休みを頂くことにしました。その間は無線機修理・RRS-Piの出荷作業共にお休みを頂戴します。
 そして、25日・26日は「ハムフェア」ですね。今年は出展もヘルプも予定ナシです。25日の午前中に参上の予定です。開場内では 432.72MHz (または433.00MHz)FMを受信していますので、JG1BVX/1をお呼び出し頂ければアイボールできるかと存じます。

RRS-Pi+ 手渡し納品  @ハムフェア2018会場

 8月25日(土)の10:00〜13:00限定となりますが、事前にお申し込み頂いた場合に限りハムフェア会場内でRRS-Pi+を納品させて頂きます。(先着 5 台限定)お申し込みのフローは以下の通りです。8月15日18:00時で締め切らせて頂きます。通常は着払いで納品しておりますので、その分お得かと思います。通常お申し込み分とは完全に別けております。TBHD社のサイトからお申し込み頂いても手渡し納品はできませんのでご注意下さい。限定数に達した場合はご容赦ください。

(1)お申し込み方法

 ページ下のコメント欄に以下の様式をコピペしてお申し込みください。記入漏れがあるとユーザー登録できませんので、正確にご記入頂きます様お願いします。 ※ コピペの際()は削除のこと。(勿論コメントは非公開です)

———- 以下をコピーしてコメント欄に貼り付けてください ———-

【RRS-Pi+ ハムフェア会場手渡し納品を希望します】

  • お名前: (漢字フルネーム)
  • コールサイン:
  • ご住所: 〒(必ず郵便番号から記入下さい)
  • 電話番号:
  • メールアドレス:
  • 必要台数:
  • その他:(個別のご相談があればご記入下さい)

———————————————————————————-

(2)代金お支払い方法について

 完全受注生産ですので事前決済となりますことご理解ください。上記(1)でお申し込み頂いたメールアドレス宛に振込先口座番号をお知らせ致します。PayPal(クレジットカード)もご利用頂けます。決済確認後に部材を発注しますので、17日までにご入金下さいますよう、お願いします。

(3)納品場所・日時

 8月25日(土)10:00〜13:00 ハムフェア2018会場(東京ビッグサイト西展示棟2ホール)周辺で手渡し納品させて頂きます。詳細はメールでご連絡します。  ※土曜日限定ですのでご注意下さい。

(4)納品後の対応など

 TBHD株式会社の規程に従います。

 多くの皆様とアイボールできることを楽しみにしております。


の作業進捗

 長期対応中のFT-1021Xについて故障箇所の絞り込みが済み部品を発注したところです。ロック電圧をモニターしていると、ノイズ発生が顕著になる際に小刻みな電圧変動が発生していることを確認しました。前後の回路は他バンドのVCOも共有しており異常が起きないことから、Lower VCOに絞り込んで調査していました。前回修理したVCOのSWダイオードについては部品干渉が原因で発振していました。それにより異常負荷が掛かっていた可能性が高い周辺のFET・バリキャップ・デジトラ等の不具合を疑っています。VCOトラブルの定番であるトリマ劣化も考慮し予防交換しました。規程部品の入手は困難なためムラタ製のカラートリマを基板を一部改造して装着しました。最初の作業でも書いた通り、VCOは厳重にシールドされ蝋付けされているため、内部の確認が困難で、しかもシャーシマウント状態でないと動作モニターが行えません。蝋付けでタップポイントが完全に隠れているのが辛い・・・。しかも半田面には表面実装のチップがあるため、そちらの確認ができません。FETは在庫があり、バリキャップは何とか海外から取り寄せできました。コンデンサも変えておこうと思います。まだまだ掛かりそうです。

再びローカルユニットを着脱
VCOのアンダー・シールドを撤去
トリマは基板改造して交換(黒いトリマ)
トリマ交換前

無念のラインアウト

 周波数ズレが顕著なFT-680をお預かりしています。故障箇所の特定が済みました。第二PLLの出力周波数が16KHzも低くなってます。VXO水晶(規定値 56.168MHz±10Hz→56.152MHz)が規定値から大きく離調していたことが原因です。水晶振動子の劣化と思われ、指やドライバを近づけるだけで、数十KHzドリフトします。その為、VCXO(Q15)の発振周波数と第二PLLの位相検波器(Q14)から出力される周波数が乖離して実周波数よりも低いポイントでロック電圧が最大となる事象が起きています。周波数調整のピッチも正確な値が出せません。同様にリファレンス水晶(規定値 10.240.00MHz±10Hz→10.240.330MHz :+330Hz離調)が規定値から離調しています。メインユニット、ディスプレイユニット上でも異常発振の兆候がみられるため、ケミコン全数交換、一部セラコンの交換などを要します。とても2人日で収まる様な状況ではなく、中古市場価格を遥かに超える修理代になることは確実です。修理可能ではありますが、オーナー様のご負担を考慮すると、積極的に修理をお奨めするような状況ではありませんでした。オーナー様とご相談の結果、作業を中止することとしました。


FT-655S の交換部品について

 海外ディーラーに発注しているMRF247MPの着荷予定ですが、先方からは8月27日着と返事が来ています。ドライバ段はラボに在庫がありましたので、部品が揃ったところで着手したいと思います。少々お待ち下さい。

 今週のレポはここまで。いよいよお盆休みに突入ですね。良い週末をお過ごし下さい!!(^_^)v

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