週明けです。【2018/07/23】
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おはようございます。7月も最終週となりました。今朝は気温はやや低めですが、湿度が高いようです。久し振りに朝練で10kmほど走ってきました。湿度的にも夜の方が走りやすいですね〜〜。いくら自転車で体を絞ってもビールで元に戻してますけど。トホホ
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F10 535i Msp 納車完了!
F10 535i Mspが納車されました。走行距離30,000kmの型落ち中古ですが、内外装エンジンとも新車並のコンディションです。正規ディーラーの認定車になりますが、契約前にトラックに3cm程度の引っ掻きキズを見付けました。修復後にガラスコーティングして納車となっていたのですが、キズの上からコーティングするというあり得ない状態。クレームをいれたところ、代車付きで無償修理に応じてくれました。また、追銭を払って2年の延長保証も契約、何かあったときは新車並みに対応してくれる??(薄い期待)E91の車検時、Yナセに一度だけ入れたことがありますが、全ての対応において、東名横浜BMW(モトーレン)が上です。2台目のBMWもこちらで買って正解だったと思います。(例の問題でYナセとか大喧嘩したし・・汗)
早速FT-857の移植を完了。今回は写真の様に纏めました。シガーソケット装着型のスマホホルダーにFT-857のパネルをビス留めでマウントしました。F10のダッシュボードは本革の為、両面テープはNGです。今回の方法だといつでも取り外せるし、クルマ側・リグ側とも無改造・無傷で済みます。E91時代に装着していたダイヤモンド(第一電波)の電動基台は廃止し、固定型のトランクリッド基台に変更しました。
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それにしてもF10はデカイです。F01(7シリーズ)と共通プラットホームとなり車長5mクラスでです。スーパーの駐車場に駐めるのも一苦労。車止めにしっかり後輪を付けても、駐車スペースの枠からはみ出します。車内もそれなりに広いのですが、ラゲッジスペースも相当広いです。E91ワゴンから比べればの話ですが・・。サイズ的にもライバルのEシリーズやA6よりも一回り大きい気がします。狭い路地に入り込んだらエライことになりそう。嫁には無理かも!? “chauffeur-driven”とは行かないまでも“owner-handdling” としてはこのサイズが限界ですね。時代に逆行している気もするけど。それでも低燃費車登録されてます。そこが“EfficientDynamics”の凄さかもしれません。しかし、小生的には少々厄介です。
電源取り回しで苦戦!!
F10納車前に電源の取り回しをディーラーに頼んだ際、“バッテリー直付け”をリクエストしたのですが、エンジンが回っているにもかかわらず、送信時に9.8Vまで電圧降下します。しかも出力は10W程度ですから、コレクタ損失から考えると20W+αで2.3A程度しか流れないハズ。最悪なのは、ATAS-120が動かない事です。ご存知の通り、ATASシステムは10V付近の閾値前後で、エレメント上昇・下降を制御しています。9.8VだとATAS-120のエレメントが延びません。ひぇ〜〜〜。
バッテリーの劣化も疑ったのでですが“EfficientDynamics 仕様”のBMWならではの事象であることが判明しました。EfficientDynamicsは2008年頃以降に製造されたBMW全モデルに搭載されているCO2対策+省エネシステムです。従来のオルタネーターはアイドリング時、加速時なども発電されていたため、エンジン出力から多くのエネルギーを損失していましたが、“EfficientDynamics 仕様”の場合、一定の電流消費量に達しない限りオルタネーターに負荷が接続されない仕組みになっている様です。タコメーターの下に燃費計が付いていて、その先にバッテリー充電のステータスが表示されるレベルメーターが並んでいるのですが、通常は減速時しか充電されません。(いわゆる回生ブレーキ)アイドリング時にエアコンをMAXにすると充電がスタートします。即ち、主電源回路を通過するDCラインにシャント抵抗が挿入され、並列にセンサーが設けられていて、一定の消費量に達するとオルタネーターへの回路が閉じる仕組みになっているものと思われます。つまりバッテリーに直付けしてしまうと、このセンサーを通らないためオルタネーターが接続されずに電圧降下が始まってしまうとうと考えられます。F10の電源回路はまるで航空機の様、電源回路が冗長化されています。ヒューズボックスもフロントとリアの二箇所に設置され、消費量の多い電装系統いについては一回路内に二個以上のヒューズを通過する仕組みになっていました。“EfficientDynamics ”車は全部そうなのかな? 何分、E91に11年も乗ったので、完全に浦島太郎になってます。笑 リアのヒューズボックスをバラして回路を確認したところ、センサー分岐されているシャント抵抗を確認できました。そこを通過した先でスターター回路とACC回路が分岐していて、ACC側にぶら下がるヒューズの合計量を計算したところ、150Aにも及ぶことが判明。無線機の電源を取るならココしかないと決めました。リアのNo.147にある15Aヒューズ(シガーソケット用の予備回路で未使用)の手前から2.0sqのDCリードを分岐し、10Aのガラス管ヒューズを介して無線機のDCケーブルに繋ぎました。FT-857DMですのでMAX50W機です。マージン内ですが結構ギリギリですね。15Aヒューズを入れても2.0sqなら耐えられますが、クルマ側の回路保護を優先させました。(ディーラーさんごめんね。せっかくの作業が無駄になってしまった?)これでATAS-120のチューニングもバッチリです。電圧降下も全くありません。
IC-775DXⅡ 修理終盤へ

金曜日に補修用部品(3SK131)が届きました。サービスマニュアルに23SK101と書かれていましたが、後期型はチップタイプの3SK131に換装されてます。(パターンも一部変更)これから交換作業に入ります。早ければ本日中に完了通知をお送りできると思います。その他、疑わしいところも部品だけは揃えましたが、代替のnチャンネルDualgate FETを入れて試したところ、一定以上の出力が得られましたので、イケると確信しています。
FT-736 修理キャンセル
事象発生が確認出来ないFT-736です。エンコーダーエラーのみ確認しており、交換用のエンコーダーもお送り頂いておりました。こちらは、交換装着してから「やっぱり動きません」では全員が unhappyになるだけです。コントロール基板のコネクターからエンコーダーに繫がるフラットケーブルを外して、同梱頂いたエンコーダーに付け替えてテストしたところ、結果は期待とは真逆となりました。装着されているエンコーダーの方がマシです。そんなところで、少々ガッカリモードに陥りかけていたところ、オーナー様より“別個体を入手できたので修理キャンセルしたい”旨のメールを頂戴しましたので、ラインアウトさせます。
FT-1021X のその後
事象再発で再入場している個体です。残念なことに事象再発を確認しました。土日を挟み3日間電源を入れっぱなしにして、負荷を与えたところ、ローバンド側のローカル出力に明らかな波形異常を認めました。具体的にどの様になるかというと、受信音が濁り始め、終いにはアンロックしてしまいます。この際、VCOのロック電圧は正常です。100µF3個をサンプリングのため着脱したところ、ウチ1個の容量が80μFきっていました。ケミコンの底はパンパンになり茶色く変色しています。他のケミコンも全数交換して様子を観ようと思います。打検するとVCOの後ろ辺りで妙な反応があります。やはり半田劣化か・・・。(週末の深夜に作業してます)
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今後の修理予定について
以後、以下の順番で診断に入る予定です。現在2ラインが業務機対応にシフトしているため、アマ機は小生のラインを含め2ライン対応です。今週も頑張ります!!
- IC-775DXⅡ 第1ライン 本日C/O予定
- FT-1000MP 第2ライン
- TM-V7 第1ライン
- HL-60u 第2ライン
- RJX-601
- FT-746
- FT-680
- その他の無線機など
その他、本日も続々無線機が到着しているようです。今週も宜しくお願い致します。m(_ _)m
- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 8 Plus
- Focal length: 3.99mm
- ISO: 20
- Shutter speed: 1/182s