おはようございます。暑いです・・・。タダそれだけ。コレほんとにヤバすぎます。ラボの温度計はエアコンONでも34℃です。MAXでもそれ以下の温度に下がりません。汗 測定器や電源の排熱に対して冷房能力が追いつかない? 米西海岸では50℃超えだそうです。 今週は変則投稿ですが、ミッションもてんこ盛りです。どんどんレポします。

IC-775DXⅡご入場!

 もはや常連機種になりつつあるIC-775であります。やはり200W機のDXⅡは現役個体が多いのでしょうか。ご入場中の個体はFM以外まともに出力しないとのことでした。事象も確認させて頂きました。最近、この手の故障が多いですね〜〜。しかも大型HF機ばかり・・・。今回はオーナー様が事前に詳しい状況をお知らせ下さっているので、着手時点である程度故障箇所を予測できました。SSB/FMが分岐するAF段後ろからFMが合流する手前のIFステージの異常という切り分けになります。IF アンプ、バッファ及び周辺のケミコン劣化を疑うわけですが、今回も完全な故障ではなく5W-10W程度は出ていますので、Driveゲインの回路故障の可能性も否定できません。そうなるとロジック回路も調査範囲となる可能性があります。取りあえずIFTは大丈夫そうなので、Q10、Q23、Q36とその周辺に絞り込んでアタックすることにしました。FMでは元気にフルパワーが出ていますので、SSB/CWも元気になってくれること祈りつつ作業に掛かった次第であります。

IFユニットにアクセス中

ターゲットはこの真裏にあるチップ群


FT-655 (その1)

 今回は同時期に2台のFT-655をお預かりしました。100W機と10W機です。まずは100W機のほうから・・。こちらは送信系が瀕死状態にあります。オーナー様と直接お電話でお話しさせて頂いた際に、部品入手や工数を顧慮すると新品の無線機に手が届く旨をご説明申し上げました。オーナー様からは「愛着があるので直したい」との熱いお返事を頂戴しました為、長期対応フラグを挙げることになりました。まずは部品調達が可能か否かを精査中であります。

調整には下駄必須

これも入手困難・・・USから取り寄せ


FT-655(その2)

 こちらは10W機です。ALCの振れが弱いとのことでした。本機のALC回路はファイナル後ろのLPFにあるカプラーから得られる進行波電流をAFユニット上で増幅し、IFユニット・RFユニットに戻してALCアンプを作動させる仕組みです。これも一般的なALC回路なので特筆の必要はありませんね。お預かりした個体を確認しましたが、ALCは振れていました。ALCはRFパワーコントロールにも使用されています。本個体は定格を超える最大出力(15W以上)が設定されており、この状態だとALCは完全に開放されています。即ち最大出力だとALCは振れません。定格調整値にALCゲインを設定したところ最大出力でもALCが触れるようになりました。また、当ラボ所有のHL-200BDXを後ろに繋いで、EXT ALCにリニアのALCを戻したところ、正常にALCが動作することを確認しました。余談ですがメーターが時々引っ掛かる時があるようです。メーター部を小突くと動き出します。こちらは分解してしまうと状態が悪化するリスクがあるので手はつけません。その他、キャリアポイント・キャリアバランスの調整をご所望でした。何れも誤差範囲にあり、特に弄る必要は無いかと存じます。

ALCゲインを規定値出力(10W)に設定するとALCは元気よく振れる

Poメーターも校正

【ご依頼内容】

  • ALC修理・・・異常無し(最大出力を規定値に調整しました)
  • キャリアポイント・・・異常無し
  • キャリアバランス・・・異常無し

【工数】

上記、診断・調整に1.5人日を要しました。

※軽微な作業ですので、動画撮影は割愛させて頂きます。


 本日はここまで・・・。近くのコンビニの飲料棚からスポーツドリンクが消えていました。水分・塩分は必須ですョ! 皆様、熱中症にはくれぐれもご注意ください!!

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