おはようございます。雨模様の横浜です。県内西部地域は河川の増水で非難勧告が出ている場所もあるようです。今朝も大きなニュースでメディアは大混乱、雨でロジスティックも大混乱!、 弊社の業務も特大混乱!!!。怒濤の週末となりそうです。

Disco MAC RX-5500!!

 RF-2200を修理させて頂いたところでありますが、1980年前後の松下電器と言えばラジカセですよ! 写真はデスク裏のRX-5500です。これで日中はJ Wave かAFN(昔のFEN)を聴いています。因みに“Groove Line(ピストン西沢)”のヘビーリスナーです。(TBSのFMは90MHz以上なので入らないからネ)こちら、ディスコ・マックの名前で販売された当時の高級機です。クラスメイトが持っていて、指を咥えた想い出があります。オークションでジャンクを15,000円で落として修理しました。松下のLHヘッドは入手困難で、JVCのSEヘッドをベースブロックを改造して装着、バイアスが異なるので回路の定数も変更。どうせ再生しか使わないのですが、メタルテープで録音できるように改造してしまいました。というか、元々テープレコーダー部は壊れていたので修理か・・・。オーディオ修理の方が本業だった頃、大量に仕入れたDolby SのICが転がっているので、いつか仕込んでやろうと思っています。メチャメチャ良い音です!   理子ちゃん、ハイレゾも良いけど、こいういうワクワクするオーディオ製品作ってよ!!(by ケニー)

 案件が多いので与太話はほどほどに、本題に入ります。

ご入場

 東京ハイパワー製品の入場が続きます。HL-120Vは同社の2mのミドルクラスアンプです。定格では5W入力で100Wの出力が得られるようになっています。ご相談は「FM送信時にリレーが暴れる」というものでした。SSBでは起こらないとのことです。FT-857から25W入れて、本体のリアスイッチを25W側に設定して使用されているとのことです。本機のアッテネーターは、10W、25W入力に切替可能で、スルーだと5Wから励振できることになっています。送受リレーを通過した信号はアッテネーターを介しドライバ段・プッシュプルのファイナル段へと進みます。チャタリングは入力、或いは出力の送受リレーで発生していたと思われますが、ラボで試験したところ、1W〜25Wと励振電力を変化させても事象の再現には至りませんでした。チャタリングを誘発す要因としては、“キャリコンの動作不安定”の他、“電源電圧の降下”によるソレノイドの開閉異常です。プロテクション動作が介入した場合は、チャタリングに至る前に増幅動作自体が停止し、回路スルーする構造となっています。“SSBでは発生しない”という点にも注視する必要がありますが、本機を最大出力で運転した際の消費電流は18A弱になり、エキサイタを25Wで運転した場合の合計は25Aを超えます。仮に同じ安定化電源から供給した場合、30Aクラスの電源が供給できる限界量に相当します。オーナー様からGSV3000を使用したとの追加情報を頂き、弊社でも同じ電源を用意して試験を実施しました。GSV3000の定格は瞬間最大35A、連続運転最大30Aです。先に書いた25Aというのは、SWR=1.0となるダミーロードによる試験結果であり、空中線路の異常やその他の要因で増減する可能性があります。特にFMの場合は諸費電流がピークのまま固定されるため、連続運転時の最大定格条件を超えてしまう可能性が否めません。一度お戻しします。

3W励振で100Wを得られる能力

オーナー様と同等の環境を再現(無線機はFT-991Mで代替)連続運転で異常はナシ。

GSV3000の電流計は25A付近を示す

110Wを超える出力(テスター上では132Wを記録)


HL-130Uもご入場

こちらも東ハイです!

 続きますね〜。再び東ハイのリニアです。今度は430MHzのHL-130Uであります。120Vよりも世代の古いモデルですが、まだまだ現役であります。こちらは受信プリが効かないとのことでした。シングルゲートのガリヒ素FET “MGF1202″が使用されているはずですが、本機は2SK571に換装されていました。酷似した特性の石で、プライベート・チューナーさんの間では有名なFETです。ドレイン=ゲートが崩壊し、ドレイン側の5Vがゲートに漏れ出ていますね〜〜。要交換です。2SK571も貴重な石であります。サプライヤーに問い合わせ中です。FETのドレイン側コイルと並列に100Ωの抵抗が取り付けられています。ゲインが抑制されると思うのですが・・。発振防止用でしょうか??

トリマーの右側にある小さな素子がGaAsFET

回路図にない不明な抵抗が取り付けられている??


+ 外部VFO ご入場

 またまた大型機です。6146B×3発、ヤエス最後の真空管機のご入場です。かつては当ラボの常連リグでありましたね。久し振りの再会です。勿論固体は異なりますが・・・。笑 受信感度低下や周波数ズレを確認しました。診断の過程で調整しながら進めています。まず、リファレンスが僅かにズレていました。写真の通りです。キャリアポイントのズレはやや顕著です。こちらも修正・・・。さてさて、受信ですが、電源ONじから徐々に感度低下し、最初にS9振っていた信号は、30分後にはS1以下に低下してしまいます。各部の接触不良なども懸念されます。定番のバンド切替ロータリーSWのカーボン附着はCAIG剤で洗い流しました。受信感度に変化はみられません。ローカルユニット、IFユニットのケミコンは全数交換したほうが良さそう・・・。こちらも長期対応フラッグを挙げさせて頂きます。

FT-102の故障箇所診断かかれ!

ローカルユニットの調整

リファレンス周波数 20Hzズレ →

校正後

USB受信キャリアポイント ズレ→

校正後

USBキャリアポイント ズレ→

校正後

AMキャリア周波数確認 その1(誤差範囲内)

AMキャリア周波数確認 その2(誤差範囲内)


 暫くは小生のデスクをFT-102が占拠しそうな雰囲気です。頑張ります!! 今週はここまで。皆様、良い週末をお過ごし下さい!!(^_^)v

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