おはようございます。今朝は気温・湿度ともに高めです。テレビでは隣国の南北首脳会談中継が始まりました。さて歴史的な一日なるのでしょうかね〜〜。ブログ書きながら、実は釘付け状態の小生であります。話は変わりますが、サイトのレスポンスが良くなったことにお気づきでしょうか? 今更ですが、PHPを5.6から7.1に上げてみました。

 セキュリティ面では気になっていたのですが、PHP5.6が安定していたのでそのまま使用してきました。WordPress自体のセキュア対策強化でリソースが肥大化し、日に日に表示速度が低下しているのは気になっていてました。しかしながら、使用中のプラグインに問題を生じる可能性があったためので、PH7.1の導入を見送ってきたのですが、PHP7.1導入のメリットが勝りそうです。キャッシュ系プラグの一部が動作不安定になるとの報告が上がっており、これらを使用停止にした上でPHPのバージョンを上げました。結果はこの通り、非常に安定しています。PC・スマホとも表示レスポンスが向上しましたね〜〜。体感速度は2倍以上です。不具合などありましたら、コメントからリポート頂ければ幸いです。


周波数ズレ

 お預かりした個体は“KENWOOD”ロゴの付いた後期型の個体です。本機は10.240MHzのリファレンス水晶は固定されており、微調整できません。従って、フィードバック側のバリキャップを補正し、PLL出力のヘテロダイン周波数を観て校正します。これはTR-9000も一緒です。TR-9300はIF周波数の10.695MHzとPLLから出力される周波数を混合すると50.000MHz〜53.999MHzが生成されます。バンド中心の52.000MHzの場合、62.695MHz(FM)がPLLから出てこなければなりませんが、写真の通り1KHzほど離調しているのが分かります。実際に受信しても、USBで同程度のズレを確認しています。写真の通り規定値(±10Hz以内)に校正しましたが、本機はTCXOを使用していないため、コールド時とホット時に誤差が生じます。調整に際しては、30分以上エージングしてから行いました。

 その他、IF、RFの送受トラッキングを実施しました。その際にマイクゲインが異常に高かったため、規定値に調整しています。SSB送信時には低い音圧レベルで出力が得られますが、バックノイズも拾ってしまいます。回り込みも起きやすくなるので、宜しくありません。ケミコン類は既に交換されている痕跡がありました。定番ポイントでサンプリングしますが、何れも半田の色が違います。メーカー修理時に交換している可能性がありますね。液漏れもありませんでした。

 BFOもズレており、送受周波数が130Hz程度離調していました。こちらも規定値に調整しました。

大ズレている

規定値に調整(±10Hz ホット時)

PLL出力で確認

校正終了

【ご依頼内容】

  1. 周波数ズレの校正
  2. その他調整
  3. 劣化部品交換

 について、修理を賜りました。

【工数】

 上記作業に2.0人日を要しました。

【交換部品】

  • ナシ


電源短絡 修理完了

 発煙後にオーナー様ご自身が抵抗・コンデンサを交換されたそうです。その後、電源を投入するとヒューズが瞬断する事象が発生中とのことでお預かりしました。部品交換された箇所は正常に処理され問題はありません。そもそも電源ダウンとは関係の無い箇所です。

 まずトランスの一次側から調査しました。通常は200Vで使用されるとのこと、入場に際して100Vに組換えられています。こちらも間違いなく配線されています。AC側には問題はありません。トランスの内部抵抗値も適正です。二次側に移ります。もっとも気になる倍電圧整流回路ですが、全抵抗・ダイオード・ケミコンとも正常です。そうなると下流の電源ラインです。

 572Bのプレートに掛かる2400Vラインの確認に移ります。どうやらココですね〜〜。2400VがGNDに短絡しています。さ〜て、どこの部品が落ちたか・・。オーナー様のメモによると球は着脱状態でも状況は変わらずとのことでした。回路図上、怪しいと思われる場所は1000pFとセーフティースイッチ周りでしょうか・・。何れも真空管の収まるハウス内にあります。まず高圧1000pFコンデンサーのホット側ビスを外します。DC絶縁を確認したところ問題はありません。次に、セーフティスイッチです。ナント、手前の47KΩ/2Wの抵抗が激しく焼損しています。完全に焼け切れて、こちらは導通しません。即ちスイッチ自体が機能しない状況ですので、短絡はありません。スイッチもプッシュ時(ハウスのメッシュ蓋を閉じた状態)に回路が閉じます。ここは頻繁に壊れる場所ですが、焼けた抵抗がシャーシに触れていた可能性がありますね〜〜。酸化金属被膜抵抗47KΩ/3Wに交換しました。この際、2400Vラインの導通を確認すると短絡は改善されています。ただ、抵抗はラグ上で浮いているためシャーシ短絡していたのか、少々合点が行きません。短絡は解消されたので取りあえずメッシュ蓋を閉じることにしました。念の為底面側の2400Vラインを確認したところ、再び短絡状態です。???? 再びメッシュ蓋を開けてみます。やはりセーフティスイッチで何かが起きているのか・・・。蓋を外した状態だと短絡しません。

パラ止めが蓋に触れていた??

 回路ばかりに気を取られていました。単純なことを見落としていたようです。572Bのプレートキャップに掛かるパラ止めのコイルが蓋に接触していたようです。蓋を外した状態で気付いたため、実際に接触していたか否かは不明ですが、もはやそれしか考えられません。何度も真空管を出し入れする内に、パラ止めが浮いてしまったのでしょう。オーナー様も真空管を着脱したと書かれていますね。そもそも本機のパラ止めと蓋の間の間隔が狭すぎるのです。位置を修正し、短絡が起こらないことを確認して蓋をしめました。2400V掛かる場所なので念には念をです。何度も短絡が解消されたことを確認し、電源スイッチを入れました。写真の通り、バッチリ電源が入ります。ヒューズも飛びません。エキサイタを繋いで7MHzで50W突っこんだところ、400W程度の出力を確認しました。大事に至らなくて良かったです。

倍電圧整流ユニット

1000pFコンデンサーを確認

ア〜〜っと、焼け落ちてる!!

拡大!!

相当な火炎が発生した模様

これか???

電源投入!!

電圧も問題ナシ!!

【ご依頼内容】

  1. 電源短絡(ヒューズ溶断)

 について、作業・修理を承りました。

【工数】

 上記作業に2.0人日を要しました。

【交換部品】

  • 酸化金属被膜手抵抗×1本


430MHz出力ナシ? → 異常なし

20W出ていますね。問題ないかと・・

 430MHzの出力が著しく下がったとのことです。LPFかダイオードスイッチでもおかしくなったか? 前者の場合、出力が下がると云うよりパワーが出なくなるはずです。後者の場合、ダイオードSWが故障することになるので、やはり全く出力が無くなるはずです・・・。ということで、お預かり前より、この症状について少々懐疑的でありました。最初に拝見したところは、メニューのRF Power設定です。8Wに設定されていましたので、最大出力の20Wに設定後、外部の出力計で確認したところ、20Wの出力を確認しました。念の為、RFテスターを繋ぎ、連続2分(20W FM)、停波2分を30回繰り返しましたが、異常発熱、HiSWRアラートも出ません。正常ですね。このままお返ししたいと思います。


 昨日より隣のラインで2mリニアの診断に入っています。GW突入前に方向性が見えることを願いたいところです。TS-50Vはコントロールユニットの不良と断定しました。エンジニアが自己所有する個体のフロントパネルを移植して試したところ、DDSが正常に機能したとのことです。こちら、LSIの不良と思われ、部品交換は不可能です。海外ディーラーに在庫を確認しました。

 さ〜〜て、連休が始まります。個人的にはカレンダー通りですが、5月の第3週にグアムのリモートシャック工事が入ったため巻き巻きになりそうです。進められるところまで頑張ります。来週は不定期の趣味ブログのみ更新します。無線機修理ブログはGW開けまでお休みになります。

Tagged with →  

コメントを残す

Translate »