おはようございます。一時間前まで青空が広がっていました、午前9時現在南から雲が掛かってきました。花粉+黄砂で目も喉も痛いです。勘弁してくれ〜〜〜! 週末金曜日となりました。気合いを入れてラボワーク全力投球であります。

加吉の蕎麦

 昨日はローカルフレンドのSTUさんがラボを訪れました。年末年始の定例会でもお目に掛かれず、久し振りの再会でありました。最近は余り体調が優れないとのことで、ライフワークの移動運用もボチボチだそうです。小生はタヌキワッチ・オンリーですが、7MHzでSTUさんの声が聞こえないのは寂しいです。(ご本人曰く、昼休みにクルマとめてQRVしておる!・・と)

 近隣の蕎麦処「加吉」へ入りました。何度かご紹介している蕎麦屋でありますが、OMも気に入ってくれた様で何よりです。その後はコメダ珈琲で“食えぬ話”で盛り上がりました。汗 お土産に頂戴したCRAYON(世田谷・尾山台の名店)のロールケーキは目敏く倅が嗅ぎ付けました。ご馳走様でした。m(_ _)m  

 次回は583系持参で来てね!! (^o^)

個人所有機材の譲渡進捗

 一昨日、ブログを投稿した直後から多くの皆様にコメント頂戴しました。IC-208D、HL-150B、HL-724D、FT-897D、TR-9300、HL-66Vについては、早々に「売約済み」となりました。TS-930S、IC-551、IC-505、FL-2100B、は、現在嫁ぎ先未定。日曜日までに動きが無い場合、オークションに回したいと思います。


作業完了&ご出場

 電源が入るようになり、作業を再開した個体であります。理由はよく分かりませんが、電源は入るようになってました。汗 前回、プロセッサのリセット(電荷放電)ピンはGNDに落としましたが全く無反応でした。まぁ電源が入るのですから由としましょう。因みにアイコムに限らず、無線機電源ON/OFFはDC回路を直接入り・切りしているわけではありません。昔はコンデンサとトランジスタで遅延回路を構成してリレーを制御する方法などを採用していましたが、80年代にはプロセッサがリレーやSWダイオードを制御する方法が採られるようになりました。特にアイコムの一部の機種に関しては、内蔵バッテリーを交換する際にバックアップしないと、電源が入らなくなる事象が数多く発生しています。不揮発性の領域に起動プロセスが記録されているはずですが、何らかの事情でパラメーターが消えてしまうのでしょう。デバイス屋ではないので詳細はわかりません。前回内蔵電池の残量をチェックした際、写真にも撮っているように電位は完全に0でした。ところが、今回チェックすると0.3V程度と僅かですが電位が回復していました。全くもって不明です・・・。ウチのテスターが壊れているのか???? ちゃんと電源も入ります。

 気を取り直して作業を進めることにしました。仰せの通り受信は完全にアウトです。但し送信可能な状態です。ということは PLLではありませんね〜〜。SSGを繋いで受信信号を追いかけることにします。本機は送受リレー直後にRXジャンパー端子が設けられ、リレーを介さずにRF信号をフロントエンドに引き込める仕組みになっています。このジャンパーを外して、直接SSGを端子に繋ぎました。この状態では症状に変化はありません。次はアッテネーター・LPF・プリアンプのステージです。アッテネーターONとプリアンプOFF状態ではLPFをスルーする構成になっており、LPFはプリアンプがONの時のみ各バンドステージ毎のフィルタ回路に信号が流れ込む仕組みです。これらの切替は、ロジック回路のコマンドをIC2で受け、それぞれのSWダイオードにバイアスを流すことで切り替えます。受信信号はIF手前に届いていないことが判りました。更に切り分けを進めて行くとプリアンプにも到達していません。アッテネーター・ダイレクト・LPFの全ての経路が遮断されています。アッテネーターとLPFの入力経路は異なるので、その手前で信号が途絶えているのかと思いきや、アッテネーターの入り口までは信号が来ていますし、LPFもやはり入力側には信号が到達しています。となると、疑うべきところは一つであります。各経路を切り替えるSWダイオードが機能しない、即ちダイオードにバイアスが掛かっていないと思われます。確かにIC2が出力していませんね〜。しかしロジックからのトリガーはIC2に届いています。IC2のVDDを確認したところ電位がありません。2SB562の出力から供給されています。その上流側は13.8VのDCラインで、ここは正常な電圧を確認しました。2SB562(Q70)との間に1Ω(R52)の抵抗が入っています。間違いなくヒューズ抵抗ですね。コイツの抵抗値を計ってみると、“無限値”を示しました。「見えてきたぞ〜〜」 IC2のVDD以外にプリアンプのVCCも供給しているラインですが、絶縁抵抗値が0、即ちGNDショート状態です。回路上にタンタルコンデンサがありました。恐らくココでしょう。(タンタルは故障すると短絡する)予想は大当たりです。10µFのタンタル(C331)の短絡を確認しました。これらを交換して電源を再投入しましたが、相変わらず電位が回復しません。13.8Vは来ているし、抵抗も交換、短絡解消した・・・。そうなると2SB562か・・・。「えっ、うっそ〜〜〜〜〜!!」な〜んと、プリント面が上を向いていたので気付きませんでしたが、背中がパックリ割れているではありませんか。こりゃ〜〜逝ってます。タンタル短絡→大電流→抵抗焼損・トランジスタ焼損という順番でしょうか。何の為のヒューズ抵抗か解りませんなぁ。そもそも、この場所にタンタルを使う意味がわからないのですが、一応指定通りにタンタルでリプレイスすることにします。タンタル容量変化が無い反面、突然短絡というリスクがあるんです。(自分の無線機ならオーディオグレードのケミコンに置き換えるかも・・) 2SB562はレアな石ですね〜。サプライヤーの横浜倉庫に在庫していました。(ホッ)バイク便を飛ばして貰い、オーダーから2時間後に着荷であります。交換後、全ての受信機能が回復しました。因みに、送信出力は各バンドとも、80W以上、トップバンドは100W出ています。周波数ズレもなく、かなりイイ感じです。但し、電源をON/OFFするとパラメータが全てリセットされてしまいます。早期に内蔵電池を交換されることをお勧めします。

フロントエンド

IC2からバイアス電流が出ていない!

C331はタンタル・・・怪しい

R52、Q70もアウト

半田面に大きな損傷・劣化はない

タンタル短絡を確認

R52も焼損?

2SB562を裏返すと・・あらら

【ご依頼内容】

  1. 受信故障
  2. その他

について、修理を承りました。

【工数】

2.0人日

【交換部品】

  • タンタルコンデンサ ×1
  • カーボン抵抗 1/4W ×1
  • 2SB562 ×1


診断開始

 往年の名機であります。スタンダードの144MHz可搬機、C58をお預かりしました。まるで機関車の様な型式であります。マランツ製品としては最後のオールモード・ポータブルでしょうか? 以後FMハンディが主流になりましたね。正にモスボール保管されていた個体の様で、外装は新品同様です。実に残念ですが、中身は相当痛んでおりました。送受NGであります。また、LCDは斜めからのぞき込まないと表示内容を確認できません。流石にこれは直しようがありませんね〜〜。ただ、ロックアップ式のエンコーダーですので、一旦周波数を決めてしまえば使用可能かとは思います。

LCD殆ど見えない・・・

リファレンスは正常に出ているが・・・

取りあえずサービスマニュアル通りに・・

VCOの電圧が大きく離調(調整不可)

 送受不良の原因は、ズバリPLLのVCOアンロックです。145.000MHz時にC120の電位が1.5Vでなけれななりません。ところが4.5Vもあります。VCOのLPFを調整しようにも全く無反応です。本機はIF10.7MHz、ローカル134MHz前後です。PLLのリファレンスは正常に出力されており、分周される5.120MHzも正常でした。VCO回路の電源電圧(VCC)が異常に低下しており、恐らくケミコンのリーク(短絡)等が原因と思われます。また、こちらもタンタルが使用されており、経年的に全数交換しておくべきかと思います。ローカルバッファに信号が届いていないのですが、外部のDDSから134MHz台の信号をインジェクションしたところ、正常に送受信できました。基板に半田クラックと思われる箇所も多々あり、フルレストアレベルの作業となる見込みです。冒頭に書いたLCDの問題もありますので、完全なコンディションへの復元は困難と思われます。一度、オーナー様にフィードバックさせて頂きます。


TS-50進捗

 DBMを交換しPLLの精密アライメントを実施する段階ですが、PLLの上に載っているデジタルユニットを取り外す必要があります。調整はユニット間を繋いだ状態で実施する必要がありますが、特殊なハーネスが必要です。こちらの制作のためには、ジャンパに使用されているコネクタ、フラットケーブルと同規格の部品を用意してハーネスを製作する必要があるとのこと。(担当エンジニア)こちら少々お待ち下さい。


 週末であります。今週は特に予定もありません。自転車で鶴見川河口まで走ってきますかな・・・。良い週末をお過ごし下さい。

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