こんにちは。今日はブログ投稿がお昼過ぎになりました。昨日とはうってかわり気温が下がっています。お天気も曇り・・。雪にならないだけマシでしょうか。オリンピックの女子スピードスケートには感動しましたぁ! 男子500mとノルディックの男子個人は残念でしたね〜〜。女子シングル・ショートをチラ見しながらのブログ執筆です。

 変則対応の影響でペース配分が狂ってしまいました。RJX-601メンテナンスパックに使用する水晶が届き、全ての作業が終わったの頃には日付が変わっていました。その後、一本だけビデオを撮り終えましたが、二本目の撮影に入ったところで睡魔に襲われ、呂律が回らない意味不明な言動をつぶやき始めためミッションを中断、今朝に持ち越した次第です。


RJX-601(その1)

 一台目の個体は、ダイヤル板が台座から脱落しています。フロントパネルをバラして脱落したダイヤル版の固定穴三箇所に接着剤を塗って台座に戻しました。その後、VFOアライメント(50.000MHz・54.000MHz)、送受信のIF/RFアライメント、CALの51.000MHz化、FM変調器手前のダイオードリミッタのバイアスを制限することでFMデビュエーションを抑制(FMナロー化)。出力はAM/FMとも3.5W以上(13.8V時)、AMピークは6.5W以上です。感度はAM/FMとも-125dB程度を確認しています。変調はとてもキレイで。マイクアンプ周辺のケミコン・タンタルをサンプリングしましたが、容量に大きな変化はなく正常でした。

50.000MHzなのに53MHz付近を現示

VFOダイヤル板修理完了

キャリアで 3.5W @13.8V

AMピーク時 6.5W @13.8V

【ご依頼内容】

  1. RJX-601メンテナンスパック
  2. ダイヤル板修理

【工数】

メンテナンスパック規程範囲内

【交換部品】

  • AF周辺ケミコン×3


RJX-601(その2)

 二台目の個体です。こちらはAM送信時にマイナス変調になってしまうとのご相談でした。大量の不要輻射が発生しており、このまま送信してしまうとバンド内はおろか、他の周波数帯(FMラジオ、VUの各種業務無線)に高調波やスプリアスをまき散らしてしまいます。汗 原因はMIX段の離調によるものです。

 ありがちなコトなので少し触れておきましょう。本機の送信アライメントを実施する際、単純に出力メーターが触れる位置にコイル・コアを回してしまう方がおられますが、目的波のみならず不要輻射成分を大量に含んだ信号が増幅されていることに注意が必要です。本機の増幅回路は50MHz〜54MHzと比較的に広いバンドを全域カバーするため、根っこのIFでしっかりと波形整形しておかないと大変なことになります。出力メーターは単純にエネルギーだけを数値化するので、基本波以外のエネルギーが出ていることに気付きません。やはり、オシロ・スペアナでキチンと調整する必要があります。

 まずは上記の調整から実施しました。写真の通り酷い波形になっていたので、MIX段と直後のBPFを調整し目的波の波形が振幅最大となるポジションを探りました。(52.000MHzにて)その結果、が隣の写真です。ここから先はテクニカルガイドに記載される手順通りです。送信IF/RFアライメントを実施した結果、AM/FMともキャリアで3.5W以上、AMピークで6.5W程度となりました。送信変調をモニターしたところ、少々低域が足りません。マイクアンプ周りのケミコン4個、AM変調器周りのケミコン2個を交換したところ、パンチのある601らしいAM変調となりました。FMはナロー化によりデビエーションを抑制しています。CALを51.000MHz化、受信IF、VFOのアライメントを実施してチェックアウトです。

プリドライバ手前の波形・・酷い

MIX段、BPFを調整後の波形

キャリア 3.5W @13.8V

AMピーク 6W @13.8V

【ご依頼内容】

  1. RJX-601メンテナンスパック
  2. AMマイナス変調の修理

【工数】

メンテナンスパック規程範囲内

【交換部品】

  • マイクアンプ周辺ケミコン×4個
  • AM変調器周辺ケミコン×2個


 前号(週明け号)でお知らせした対応順番に誤りがありました。TS-700も対応中です。

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