おはようございます。札幌から帰着しました。今朝は快晴の横浜から失礼申し上げます。因みに来週末は再び福岡であります。相変わらず体調が優れず、治りきりないうちにハードなスケジュールを強いられるため・・・。会社を恨みます。昨日現在、倉庫は修理待ちの無線機で一杯の様です。

 与太話は割愛し、本題に入ります。送信系が根こそぎやられているRJX-601の修理レポートの続きです。まず、前回の訂正から・・。局発21.700MHzと書きましたが、21.000MHzの誤りでした。テクニカルマニュアルの読み間違いです。20.9999はほぼ正常値でした。VFO自体の離調ではなく、ダイヤル板が脱落していました。・・汗 基本波はMIX段で生成されているハズですが、フィルターで整形されずにバッファに入っていました。また、バッファ以降も各段で発振を起こしています。サンプリングしたパスコン0.01µFの容量が大きく外れています。それ以外に、カップリングコンデンサやコイルトランスの同調用Cの多くを交換しましたところ、やっと50MHzが出てきました。MIX段、バッファ段の石も交換しています。2段のバッファは機能を回復したのですが、プリドライバは全くダメです。2SC486は入手困難なので2SC2655で代替しました。2SC486はCANパッケージですが2SC2655は樹脂パッケージです。端子の並びはECBで共通でした。前者のPc=300mWに対して後者はPc=900mWとかなり差異がありますが、ftは何れも100MHzです。発振さえ抑制できれば使えそうなので、採用してみました。そんなにゲインを稼ぐ必要もなく、パスコンを追加しただけでキレイな波形が出てきました。その後ろの結合トランスが全く機能しません。コンデンサを買えても一緒・・。コイルは導通していましたが、そもそも機能しません。取り外してみると、線材が溶けて短絡している様な痕跡があります。このトランスは度々焼ける部分なので取り置きのパーツがありました。交換したところドライバ段の動作を確認。最後のファイナルは完全に焼損してます。2SC1306を交換したところ、キャリア出力で4W出、AMピークで7W弱出てきました。かなり調子良いです。

ダイヤル修理・メンテナンスパック適用

 脱落したVFOダイヤルはフロントパネルを分解、台座に接着して修理完了です。受信アライメントはメンテナンスパックとして実施しました。CALは水晶を交換して51.000MHz化しました。FMはデビエーションを抑制してナロー化対策を施しました。AF段はノイズも無くクリーンです。

MIX段を弄るのでシールド撤去中

発振しまくるのでパスコン補正

青コンは交換したもの

こちらも・・(FETも交換)

CAL水晶を交換

ダイオードリミッタのバイアス抵抗交換

交換部品

コイルトランスは溶けて短絡

【ご依頼内容】

  1. 送信不良
  2. VFOダイヤル修正
  3. メンテナンスパック

について修理・作業のご依頼を賜りました。

【工数】

2.5人日

【交換部品】

FET×1、トランジスタ×3、抵抗×1、コンデンサ×11、コイルトランス×1、水晶×1

 今週はココまでです。皆様よい週末をお過ごし下さい。

Tagged with →  

コメントを残す