おはようございます。秋晴れの爽やかな朝を迎えました。10月もあと4日を残すのみです。昨日地元の蕎麦屋に昼飯に立ち寄ったところ、隣の席に女優のHRさんが来られました。近くでロケをされているご様子です。元の職場は放送局なので、廊下や芸能人の方とスレ違うことは日常茶飯事でしたが、地元で見掛けると一気にミーハーが炸裂!!。因みに今OA中のドラマにご出演中のあの御方です。テレビのイメージそのまま。生声についつい耳が反応してしまいました。www

 FT-736が二台揃ってライン落ちです。何れも修理代が御予算範囲を大きく上回ってしまうため、オーナー様よりご指示を頂きました。次に控えるのは真空管機であります。

FT-101E ご登場!!

FT-101E(後期型)ご入場

 ここのところ連続してFT-101Eをお預かりしています。今回は後期型の11メーターSWが無いバージョンです。こちらはグローバル・バージョンで云うところのFT-101Fになりますね。(^o^) 単純にフロントパネルの印刷から11の文字が消え、水晶スロットが一個ズレただけかな? 11の替わりに10Dの隣にAUXが増設されてますので、そこに11m用の水晶を入れれば使えるってな訳で、マーケティング的な配慮(笑)はバッチリです。昔し、“ヤエスはけしからん”と目くじらを立てて怒られるOMが居られましたけど、日本のちっぽけな市場より海外市場を意識するのはメーカーとして当たり前の話です。AUXスロットを活用すれば業務機としても使えたわけですから、色んなフィールドに101が出ていったんですね。お陰で半世紀後の今日現在、これだけの残存している訳です。まぁ、AUXに水晶入れただけでは送信できませんけどね・・・。爆

まずは内部の埃を除去

 さてさて、こちらの個体でありますが7MHz以外、サッパリ電波が出てきません。よくある症状としてはロータリーSW群の接触不良が考えられます。その7MHzでさえ10Wに満たない状態です。(本機は6JS6C×2本搭載 = 100W機)名内部には大量の埃が積もっています。まずは簡単な清掃作業から始めることに・・・。ユニット類もスロットから着脱し接点を洗浄してから刺し直ししました。SW・VRにはCAIG剤をジャブジャブ入れて脱脂。ボリュームのガリも改善したようです。しかしながら、相変わらずパワーはでません。ギロチン(µ同調)の位置がバラバラなのが気になりました。リア・パネルのACCキャップを外し、RF OUT(ドライブ・アウト)にオシロを繋いで測定したところ、12BY7Aの出力が殆ど見えません。トリマー・ユニットのTC6〜TC10が容量最低にセットされていました。というか、この位置でないと同調しない様です。“・・・と言うことはこの下にある200pF/1kwvが逝かれている?” 何故かネジが一本外されたままのトリマー基板を剥がして中を覗いてみると、YAESU特注の通称“餅コン”が腫れていました。劣化すると四角いケースが「焼き餅」の様に膨れあがるためでしょう。101には同様のコンデンサーが幾つか使われています。パワーが出ないときは、先ずココを疑うというのが101修理の常識です。早速取り外して容量を量ってみると、200pF→100pF以下に低下していました。220pF/30kVの(ムラタ製)高耐圧セラコンに交換しました。出力は出てくる様になりましたが、波形が崩れまくっています。スペアナに切り替えてみたところ、基本波ではなくスプリアス(ローカル信号)の方が大きく出ています。そうです、ギロチンの位置が問題です!!。ギロチンの上に針金が巻き付いていましたので、恐らくココの調整にチャレンジされたのでしょう。FT-101はバンド毎のLPFを搭載していないため、単純に出力計だけを見て調整してしまうと、とんでも無いことになります。基本波が最大となるポイントを探し、T103、T102を調整したところ、10Dバンドハイエッジ側(30MHz)でギロチンの天辺が揃いました。ココがずれていると全バンドで送受のPRESELECT位置が狂います。

 また、15(21MHz)、20(14MHz)のローエッジ側で波形が崩れ(出力も低下)ていました。VFOの6MHzトラップの離調を疑いTC30を調整したところ、波形がキレイになりました。バンド内の出力差は無くほぼ均一だと思いますが、念の為MIXユニットも調整しておきます。全バンドのトラッキングを終えましたが、出力は50W前後で頭打ちです。また、QRHが酷く、特に電源投入直後の変動は明らかに異常です。やはりケミコン劣化が進行しているものと思われます。(多分一度も交換していない・・・) パワーについては、餅コンの残りも確認した方がよさそう。12BY7Aは新品の在庫が何本かあるのですが、6JS6系はありません。球ボケも考慮するべきでしょう。個人所有のFT-101から抜いて試してみます。

ネジ欠損・・・

200pF(餅コン)が腫れてる

100pFに満たない・・・

ローカル信号に同調してる・・・

ギロチンの頭が揃った

MIXユニットも調整

 少々ヘビーワークですが、真空管機となると俄然力が入ります! 今週はここまで・・・。明日はJARL武蔵野クラブ(JA1YSW)主催の技術講習会で講師を務めさせて頂きます。井の頭線の高井戸駅から3分の場所ですので、リモート・シャック構築にご興味をお持ちの方は是非どうぞ! 

 

テーマ「Raspberry Piで構築するリモートシャック」

  1. VoIP通信とリモートの違いについて
  2. リモート運用の事例紹介
  3. リモートシャック構築について
  4. 総通への申請手順について

    講師:JG1BVX 

    日時:2017年10月28日(土)16:00~18:00
    会場:杉並区高井戸地域区民センター 第9集会室
       京王・井の頭線 高井戸駅前

    定員:先着40名
    参加費(予定):
      武蔵野クラブ会員 200円
      会員外(一般) 300円

    主催: JARL 武蔵野クラブ (JA1YSW )

  お申し込み・セミナー詳細・お問い合わせは

 それでは皆様、良い週末を!!

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