おはようございます。午前8時30分現在、横浜は気温上昇中であります。天気は夜まではもちそうですが夜半から降水確率70%となっていました。昨夜は夜トレをサボってしまったので、6時から単独チャリトレしてきました。コースは自宅から新横浜駅往復の約25kmです。朝の鶴見川右岸は気持ちイイです。関節の痛みは相変わらずですが、この程度の運動なら大丈夫そうです。

リモートセミナー開催!

 宣伝です。Raspberry Piを使用したリモートシャック構築について、小生(JG1BVX)が講演させて頂く事になりました。弊社が開発したRaspberry Piベースのリモート・コントロール・ツール「RRS-Pi」を題材としたリモート・シャック構築に関する公開セミナーです。ご興味のある方は是非どうぞ!! 事前申し込みが必要です。

■■ 第22回技術講習会 会員外の参加歓迎
テーマ「Raspberry Piで構築するリモートシャック」

  • 主催:JARL 武蔵野クラブ(ホームページ
  • 日時:2017年10月28日(土)16:00~18:00
  • 会場:高井戸地域区民センター 第9集会室
    (京王井の頭線 高井戸駅下車 徒歩3分)
  1. VoIP通信とリモートの違いについて
  2. リモート運用の事例紹介
  3. リモートシャック構築について
  4. 総通への申請手順について
  • 定員:先着40名
  • 参加費(予定):
  • 武蔵野クラブ会員 200円
  • 会員外(一般) 300円

    詳しくはこちらをご覧下さい。

 さてさて、お仕事の報告で〜す。

IC-R9000 ご出場!

 長らくお待たせしていたR9000の修理が終わりました。こちらは、スコープが非表示となってしまったとのことでご相談を承りました。既にご報告しております様に、故障の原因はSCOPE UNIT内のOSC回路コイル溶断です。0.1mmホルマル線の端子部分から5mmのところで寸断された線材は巻き直し以外に修復の術が無く、場所的にも精度が求められることから個別部品の修復を断念、Assy交換対応とさせて頂きました。コイル単体・Assyともにメーカー在庫はなく、海外ディーラーに問い合わせたところ最後の一枚を確認できました。週明け早々に当ラボに着荷、組み込み作業を行った後に、縦軸・横軸・ゲイン・波形などの調整を行いました。超高級受信機だけあって、流石にイイ音してます。25KHz、50KHz、100KHz各スパンとも正常に動作するようになりました。

IFのゲイン調整

粗々だがスコープが反応し始めた

0.5µV 調整

0.16mV 調整

50µV 調整

5.0mV でTop Lineにリーチを確認

【ご依頼内容】

1) スコープ動作不良
について、修理を承りました。

 

【工数】

  • 故障箇所診断 1人日
  • Assy交換作業 0.5人日
  • スコープ調整 0.5人日

    合計作業工数  2.0人日

【交換部品】

SCOPE UNIT Assy ×1

IC-756Pro こちらもご出場!!

 こちらも名機です。未だ根強い人気のあるモデルですね。「送受不能から一時的に復活したものの、今度は送信出力が数ワットに落ち込んでしまった・・」とのことでした。前者についてはPLL異常です。VCO-AのLowerサイドの規定電圧が上がってきません。規定4Vのところ1V程度です。これでは、7MHzが完全にアウトです。調整で追いつかないため、シールドを外してチップ部品の交換を準備しましたが、顕微ルーペで確認すると半田の一部にクラックが入っていることを確認しました。コテを充てて温め直し、再びVCOロック電圧を確認したところ、2.8Vまで上がってきました。周囲の部品も同様に再半田処理を行ったところ、全バンドで周波数ロックを確認、送受可能な状況に復旧しました。規定電圧には足りていませんが、8h〜10h程度ロードさせても異常はありません。

 送受可能になったところで送信出力をチェック。仰せの通り2w程度しか出てきません。(14MHzで確認)RFは規定電圧出ています。こちらも既にお伝えしている通りですが、PAユニットのプリ・ドライバ(2SC1971)までは正常に動作していました。ドライバ段の2SC1972(プッシュプル)が増幅していません。プッシュプルの場合、回路構成上左右同時に壊れるケースが多く、今回もセットで焼損していました。2SC1972はラボに在庫している石なので即交換を実施しました。施工後に出力を確認すると各バンドとも100Wを超えてきます。これで“一件落着”かと思いきや、SSBの変調を確認すると、酷い音です。FMではクリアな変調となることから、取りあえず修理したPA周りの波形を確認したところ、2SC1972のコレクタ出力波形がグチャグチャです。ベース側もチェックすると、金槌で叩いた様な頭の潰れた波形が入っています。プリ・ドライバのコレクタ出力波形は正常であることから、ベース・バイアスを疑いました。何とバイアスが全く掛かっていません。即ちC級動作になっているということです。なるほどFMはクリアなわけです。汗 2SC1972の片側に熱結合される形でバリスタ・ダイオードが装着されていて、バイアス電圧を温度補償しています。コイツが短絡しゼロ・バイアスになっていました。指定のバリスタ・ダイオードはディスコンで国内には在りません。後継品種で互換性のある品種を探し出して海外から取り寄せました。写真の通り装着し、送信時に0.67Vがバイアスに掛かることを確認しました。

2SC1972×2、バリスタDi交換

交換バリスタDi(Fedexで到着)

7MHz帯 安定動作中

100Wを確認(50MHz FM)

【ご依頼内容】

1) 送受信不良
2) 送信出力低下
について、承りました。

【工数】

  • 故障箇所診断 1人日
  • PLL故障修理 0.5人日
  • PLL調整作業 0.5人日
  • PAドライバ、ダイオード交換作業 1人日

合計作業工数3.0人日 (施工、負荷テストを含む)

【交換部品】

  • 2SC1971 ×2
  • MA29B ×1

TS-700Sについて

 こちら、周波数表示異常でお預かりしました。確認のため電源を投入しましたら、鼻につく強烈な異臭が漂いました。明らかに電解溶液が漏れ出ている臭いです。内部を確認すると、夥しい埃を確認しました。幾つかのケミコンが腫れているおりパンク寸前です。VFO、固定チャンネルともに143.000MHzを表示したまま動きません。VFOは動作していますが、大きく周波数がズレています。送信状態も確認しましたが、スペアナでみると強烈なスプリアスをともなっており、どれが基本波だか判らない状況です。他に目視で確認出来る範囲で半田劣化が進行、クラックも多数発生しています。この状況から、本個体の修理はフル・レストア級を要するものと診断せざるを得ません。工数も8〜10人日は掛かる可能性があり、一度オーナー様にご検討頂きたい旨、ご連絡差し上げた次第です。

この下から異臭・・・

これか??

電解溶液が漏れて埃が付着

重篤MAXナ個体・・・涙

 

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