FT-736 / FT-847 ご出場【2017/06/16】
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おはようございます。気温も湿度も高めの朝です。今日は30度を超えそうですね。熱中症に注意しましょう。何だかんだで6月も真ん中を過ぎました。お昼の銀行行脚は自転車で回ろうと思っていますが、気温しだいかな〜。体調崩してもね〜〜。・・・そんな訳で、今朝も変わらずスタートであります。
ハンドスピナーをポチってみた・・
世間では“ハンドスピナー”が大ブレーク中。Youtubeにも沢山動画がアップされてます。フォーカルポイントの恩田さんも沢山コレクションされているらしいです。「“ハンドスピナー”ってなに??」って方も多いかと存じます。金属の羽根にボールベアリングがついていて、回転させて色んなアクションを楽しむオモチャなんですが、アメリカで大ブレークした後、全世界に拡がりました。元々“重症筋無力症”患者の為の治療具として考案されたもので、玩具的要素が見いだされYoutubeを中心に拡散していたっと思われます。後に注意欠陥・多動性障害(ADHD)にも一定の効果が認められたそうで、精神科の先生も推奨しているとか、いないとか・・・。

ググって見ると、Amazonで色々出てます。価格は1,000円前後〜20万を超えるモノまで、まちまちですね。取りあえずレビューの多い良さげなアイテムを選んでみました。2個で2,000円強です。プライム指定商品で翌日に届きました。ただ回るだけで「オモチャとしてどうよ?」と思われるでしょう。本当に回るだけなんです。ところが、確かにこれを手の中でクルクル回していると落ち着きます。「ボールペン回しと一緒か??」w。 常習性があるかも。昨日から填まりっぱなしです。コレを使った遊びを考えるのも楽しいかもしれません。お勧め動画をクリップしておきます。
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もしかしたら禁煙に効果ありかも・・・。昨日からパイプを咥えていないぞ!!
はい、お遊びはおしま〜い。お仕事の報告です。
FT-736 修理完了!!
そんなわけで、ヘンなモノをクルクルやりながら回路図見てます。ww 1.2GHzの2nd Localが安定しなかったFT-736は、VCOフィルタのトリマーコンデンサー取付部のスルーホール陥没が悪さしていた様です。ロック電圧を調整しても僅かな振動でズレてしまったり、時間経過とともに突然フェード・アウトしてしまう症状を確認しました。昨日もお伝えした通り、このTcを小突くと電圧が大きく増減します。PLL基板を1.2GHzユニットボックスから着脱、2nd LoのVCOフィルタ部は半田面側が厳重にシールドされているので、まずはココをバラします。現れたパターン面は、一見何も問題なく見えます。軽くコテを充ててみると、パッツンと音をたてて半田山が消えました。スルーホール陥没が起こってまますね〜。半田の内側が空洞になっていて、熱することで空気が膨張して爆発が起きる現象です。Tcの脚2本が固定されている半田の小山も完全に空洞化していました。ココを半田で埋めます。他にも多数ありました。組み戻して、タップポイントにデジタル・マルチメーターを繋ぎ、Tc1を再調整しました。写真のとおり数時間放置しましたが、電圧変位は誤差範囲内です。小突いても動きません。どうやら直ったようです。
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VCOの調整範囲は±0.1VでOKです。コールドで少々低めにセットし、ホット時に+0.067Vですから、問題ありません。ケーシング後に10時間程度ロードしましたが、アンロック再現はありません。これにて作業終了とします。(by BVX)
FT-847 144MHz/430MHz 追加対応
こちらも昨日の続きです。HF〜50MHzまで50W化が済んだFT-847(元-S 10W機)です。オーナー様からV/Uの50W対応のご指示を賜りましたので、こちら追加で作業しました。改造箇所はHF/50と同様で、隣に並ぶ2個のチップ抵抗を換装します。V/Uは20Wに設定されているので、3.3KΩの抵抗が入っていました。ここを0Ωに置き換えます。横の半固定VRで最大出力を50Wに合わせ、手前のH/V/Uと表記された半固定VRを、フロントパワー調整VRのカーブに合わせて調整。裏メニューで、各バンドの50W、20W、10Wのメーター現示を外部RF計の値に揃え、パラメーターを上書きして終了です。(by AKT/BVX)
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- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 7
- Focal length: 3.99mm
- ISO: 32
- Shutter speed: 1/30s