FT-847 減力改造 / RRS-Pi 502エラー 【2017/05/25】

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 おはようございます。小雨がぱらつく横浜北西部の朝です。梅雨の始まりでしょうかね〜。ジトジトして嫌な感じです。ここ数日表面実装作業が続いたため少々バテ気味?。ルーペ作業のせいか、作り直したばかりの老眼鏡の視度が追いつかなくなりつつあります。汗 (肩こりもMAX!!)

の怪現象について(502 エラー)

 連休前後から502エラーについての問い合わせがHAM STARに多く寄せられているようです。502エラーはwebサーバーがダウンしていたり、応答遅延が発生している際に出るエラーメッセージです。それも同じ時期に事象が多発していることに注目していますが、このエラーは-Piプログラムとは関係ありません。ベースOSはUbuntu(Linux)で、RRS-Pi以外の動作プログラムはUbuntu標準実装のプロセスだけです。しかも自動アップデート(セキュアを除く)はOFFになっているため、Ubuntu側で新たなプロセスが追加されることもありません。しかし、何かが起きています。多分、世界中のUbuntu上で・・・・。

 先日のサイバーテロは記憶に新しいところでありますが、Windowsと並んで標的になりやすいのがLinuxベースのOSです。セキュアレベルの低いプライベートユースなので頷けます。因果関係は不明ですが、あるユーザーさんのRRS-Pi(502発生中)にSSHでログインして調べたところ、強制的にセキュリティ・アップデートが起動された形跡がログ上に残っていました。時期を同じくして502エラーが起こり始めてますね〜〜〜。アタックを受けて落ちた感じではないので、セキュリティ・プログラムそのものがwebサーバーに悪さしているものと思われます。脆弱性が少々悪化しますが、セキュアアップデートも停止させた暫定バージョンのRRS-Piを近日中にリリースします。

減力改造作業終え

 今回はFT-847の50W改造です。お馴染みのネタですので、作業結果だけご報告します。こちらRFユニット上のチップ抵抗0Ωを2.2KΩ(3箇所)に付け替える作業です。極小チップ抵抗(市販されている最も小さいチップ部品)なので、0.3mm角のランドに抵抗を半田付けする作業は双眼ルーペを使った作業になります。部品交換後は導通試験と装着状態の確認を入念に行います。その後、裏メニューを起動して、TX GAIN、ALC、内部出力メーター校正を実施します。結果は以下の写真の通りです。こちらは定番メニューですので、詳細は割愛させて頂きます。

作業前
作業後(汚れはフラックス)

チップ部品本日到着

 引き続き、表面実装作業です。やはり深夜の作業は色んな意味で宜しくありませんね。身も心も無線機もボロボロになります・・・。 しっかり作業させて頂きます。

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