週明けです。【2017/04/17】

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 こんにちは。4月も後半に差し掛かりました。週末は50MHzで季節外れのDXが聞こえていたようですね。(某OMからの情報)ダクトか何かでしょうか。情報が入った時点では既に遅しでしたけど・・。汗 拙宅から10kmほど離れた長坂谷公園(横浜市緑区)まで自転車で移動、6m機、430MHzハンディ、合法CB機をリュックに詰め込んで走行で体力消耗、背中も痛いです。

ロードバイクでは無理か・・笑

 6mは檜原村からQRVされていた移動局とQRPどうしで繋いで頂きました。こちらはIC-505のLowモードに、内蔵のテレスコピックANT(俗称ロッドアンテナ)で出ました。わざわざ重たいIC-505を待ち歩く必要もないのですが、リグの健康チェックも兼ねております。FT-817なら重量は半分以下、しかもオールバンドをカバーしますね。(汗汗汗) 次回のチャリ行軍の際にはRJX-610で攻めます。キャンプやBBQの時はテーブルを持っていくのでKX3でCWに出るのが定番パターンとなっています。合法CBは4chで埼玉の局がCQを出していました。こちら、ちょっとしたパイル状態になっており、当局(ヨコハマST124)は完全に呼び負けです。同じ横浜市内から数局出ているのを確認しましたが、何れも強力に入感していました。フリーライセンス・ラジオ奥深いです。

が一旦ライン落ち

 後半はGWと重なるためバタバタしそうです。先週は戦力半減状態に加え、修理部品の不具合で作業が大きく停滞してしまいました。今日から2ライン体制に戻ります。HL-130Usxですが、単純な修理と思いきや、まさかの多臓器不全に加え、交換した部品の不具合で無駄な時間を費やしております。MRF650(p-p)の交換を要しますが、10W程度で飽和してしまう状況に悩まされました。入力インピーダンスも回路定数から大きく乖離しています。「驚くことにMRF650とは全く異なる特性を示した」とのご報告を既にしております。MRF※※※は言わずと知れたモトローラ社の指定型式になります。お預かりした石は中国のHuagao Semiconductor(HG)社のロゴがプリントされています。同社のHPを見ると確かにモトローラ・コンパチの半導体を数多く製産している様な記載がありました。ただ、これらが正規のライセンス生産品なのか単なる特性類似品なのか不明です。気になる記事を見付けました。この掲示板の下の方に偽物トランジスタについての報告が記載されています。情報ソース的に信頼できるとは言い切れないため、これだけで評価するわけではありませんが、一つ危惧することはHGブランド自体の模造品が出回っている可能性です。eBayやAlibabaには中国を始とする「偽物半導体」が数多く出回っているのは事実で、つい先日もMRF485や2SC1306の偽物を掴まされました。HG社は20年以上の社歴を誇る中国の優良企業とされています。情報をお持ちの方がおられましたらコメント頂ければ幸いです。取引先のサプライヤーに問い合わせたところ、正規のMP品が入手可能とのことでしたので金曜日に発注しました。因みにHG社製とされるMRF650が国内でも出回っていますが正規品の6欠け程度の値段です。使えれば良いんですけどね。

ご入場

頑強なプロ機 AS-76

 凄い受信機をお預かりしています。静岡の小林無線製作所が造った名機であります。アマチュア機と言うより、漁業局や航空地上局で使われた業務機ですね。本機のルーツは古野、沖電気、穂高などにもOEM提供されたコリンズタイプのDH-66でしょうか。これがトランジスタ化されたものがDH-66Sで、次に繫がるのがAutotune SolidState モデルのASシリーズへと進化します。この面構えから分かるとおり、本機は完全受注生産で一台一台手作業で組み上げられており、頑強かつ精密な造りは、正にプロ機そのものであります。本個体は「受信はOKであるが、周波数表示異常・・」とのことでお預かりしています。PLLによるアップ・コンバージョン(0-8MHz: シングル、8MHz-32MHz: ダブル)で、周波数表示は周波数カウンター方式で、VFOとPLLから信号を得ているため「聞こえる」ということは、周波数カウンター/マルチプレク・サユニットの不具合と診ています。エージングにより正常動作に戻る場合があることから、スルーホール陥没・半田浮き・ケミコン劣化・ジャンパーSW類の接触不良などが濃厚。当該基板はガラスエポキシの両面基板で、パッと見、半田が崩れている箇所が確認できました。まずは、この辺から攻めてみたいと思います。古い機械ですので未確認の故障がある可能性も否めません。じっくり拝見します。

小林無線製作所 謹製
周波数カウンター ユニット

今後の修理予定について

 AS-76とHL-130Usxが入れ替わりましたが、部品調達の都合でFT-680の作業が先になる場合もあります。今週も宜しくお願いします。m(_ _)m

  1. AS-76
  2. HL-130Usx
  3. FT-680
  4. DR-11HX
  5. JST-10A
  6. その他の無線機など

 

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