おはようございます。底冷えの朝を迎えました。もう11月も余すところあと一日、年の瀬のが迫ってきました。弊社にとっては繁忙期の到来です。「繁忙」・・・といっても商売繁盛という訳ではなく、“事務処理”に追われるシーズンという意味です。弊社の決算月は10月故、決算書の提出期限は12月末となります。一個数円の電子部品の棚卸しなんて、小売業ではないし出来やしません。勿論、消耗品扱いですが、種類が多いため仕分けに20日は掛かります。その為、12月に入ると“鉢巻き”巻いて連日徹夜です。 元々弊社は開発主体のテック・ファームでしたが、アイドリング期間に高価な測定器を遊ばせておくのが勿体なくて始めた無線機修理が、いつの間にか本業を凌駕しつつあります(汗)。現在2〜3ライン体制で作業していますが、あと3ラインは欲しいです・・・。ご自宅に高価な測定器を眠らせているOMいらっしゃいませんかぁ? SOHOでOKですから“腕に覚え在り”の方は是非ご連絡下さい!(笑)マジで・・・

HL-728D 作業終了です!

2016-11-28-14-05-09 東京ハイパワーが続きます。こちらもV/Uアンプですね。前回の726Dは50Wクラスでしたが、こちらは100Wクラスのアンプですになります。増幅段もドライバ(シングル)+ファイナル(プッシュプル)の二段構成となり、5Wクラスのエキサイタでも70〜80Wを絞り出す能力を有しています。使うとなると保証認定を受ける必要がありますが、軽く使いたい場合でも、これくらいの余裕があると良いですね。ファイナルにはモトローラのMRF650(p-p)が使用されていますが、コイツが壊れると正規のMP指定品で@10K円(中国流通在庫品で@3K円程度)しますから、交換部品代だけで20K円以上掛かってしまいます。「パワー不足」ということでお預かりしたため、プッシュプルのバランス崩壊?・・・。と思いきや、リレー接触不良&再ハンダ処理で復活しました。リレーについては交換も考慮するところですが、今回は洗浄・接点復活処理にて対応しました。勿体ないので使いましょう。(密閉リレーなら交換ですが)両面基板ですので単純な導通チェックだけでは見落としがちですが、UHFの場合キチンとハンダ付けされていないと、数デシベルはすぐに損失します。裏面の怪しい箇所(特にスルーホール陥没)を処理しなおしたところ、以下の通り回復しています。

430MHz、FT817で押して80W(かなり優秀)

430MHz、FT817で押して80W(かなり優秀)

一応用意したが出番無し

一応用意したが出番無し

  • 145MHz 5W入力時 / 75W出力 を確認 (施工前 5W入力時 / 40W) 
  • 433MHz 5W入力時 / 80W出力 を確認 (施工前 5W入力時 / 35W)

 ということで石は無事でした。受信プリアンプの動作も以下の通りです。こちらも再トラッキングしておきました。

  • 145MHz Thru S1 / AMP ON S8
  • 430MHz Thru S1 / AMP OM S9

Tagged with →  

12 Responses to HL-728D 修理完了 【2016/11/29】

  1. JM3NWX より:

    腕と機材があったら、今の仕事よりやりたい仕事なんですが・・・(笑)

  2. JM3NWX より:

    いやいや、たぶんBVXさんところに不良品の返品の山がきますwww

  3. JF7QEA より:

    HL728Dを強制スタンバイしたいのですがご教授いただけませんか?
    弟分のHL726も同様です。

    • jg1bvx より:

      キャリコンを使わずに手動でSEND/STBYを切り替えたいという意味でしょうか・・・。STBY端子出てません?? GNDに落とせばSENDになると思うのですが・・。キャリコン止めちゃえば送信してもスルー状態になると思いますょ。個人的に回路図も取り説も持っていないため、この程度のお返事しかできず申し訳ありません。

  4. jf7qea より:

    早速の回答ありがとうございます。今まで入手したトーハイのリニアはたいていSTBY端子があったのですがこの手は無いようで困ってました。

    • jg1bvx より:

      キャリコン回路のトリガー・トランジスタのコレクタ側を、適当なダイオードを介してエキサイタのSTBY回路(GNDタイプの場合)に繋げば良いと思います。
      即ち、オープンコレクタで電位が下がるのと同じ状況になります。
      そうすれば、VCCに電圧が掛かり、送受リレーがTX側にスイッチされると思います。
      確か728Dのキャリコンは144/430が分離していませんでしたっけ?(間違っているかもしれません)
      144/430を分離して制御しなければならないという事情で、STBY回路を省略してしまったのではないかと・・・。

      HL-726Dの回路図を見付けました。
      http://www.qtc-japan.net/2001/02_products/manual__1/hypower/HL-726D_circuit.pdf
      728Dも同様だとすると、IC1(430MHz)、またはIC2(144MHz)の8番ピンから、ダイオードを介してSTBY回路に繋いでも良いと思います。
      Q5(430)、またはQ7(144)のコレクタが開くことで、アンプの入出力リレーが閉じるのと同時に、バイアスが流れ始めるのは解りますよね?

  5. JF7QEA より:

    有難うございます、早速試してみます。

  6. jf7qea より:

    報告が遅くなりましたが726Dではダイオードを仮に取付て上手くいきました。スタンバイ端子をケース後ろに穴を開けて取り出す予定です(2バンドなのでステレオ用ジャックで)
    それから728Dは回路図入りの取説が入手でき背面にある8PDINコネクターに2バンドそれぞれのスタンバイ端子がありました。お世話になりました。

    • jg1bvx より:

      jf7qea さん
      妙案ですね。ご健闘をお祈り申し上げます。お名前はコールサインに変えておきました。ww

      de BVX

コメントを残す