FT-847 電源SW・7MHz拡張工事・内部清掃を完了【2016/08/04】
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おはようございます。今朝は久しぶりに朝一で八丁堀で会議です。満員電車に揺られ地下鉄を乗り継ぎながらやってきました。今日は外回り主体の一日になりそうです。昼は「ロダン」でカレーでも食べるか?
電源SW修理

さて、ft-847(その1)ですが、第二ラインで作業しておりました。状況は以下の通りです。まず、電源SWの故障についてですが、ご連絡頂いているとおりロックはするものの、指を添えていないと電源ON状態が維持できません。SW交換に備え、デバイスの流通在庫を調べましたが国内外ともにアウトです。デバイス・メーカーに問い合わせたところ、追加生産の予定も無しとのこと。規格に合うSWは見つからず、最悪端子短絡させ、DC電源ケーブル(安定化電源)側でON/OFFさせる対策の検討も行っていました。パネルユニットを脱着しSW内部に接点復活剤を流し込んでも全く状況は改善しません。SWの分解も試みましたが厳しそうです。このSWは2回路3接点ですが電源ON/OFFに使用されるのは1回路です。3本のピンは並んでいるので、うち2本を短絡させれば機能回復可能です。結果はバッチリです。
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7MHz拡張改造

毎度の作業です。こちらは4番フィールドの0Ωのチップ抵抗を取り外して2番フィールド側に移設しますが、0.7mm×1.5mmのチップデバイスとの格闘です。勿論、老眼鏡+双眼ルーペで作業します。部品は何とか見えるのですが、手元が震えて・・・。この作業だけはオヤジ泣かせです。何とか移設完了、FAST + LOOK +電源ONでフルリセット、7.100MHz〜で送信可能なことを確認。ケース・クローズ!
内部清掃
上部のダイキャスト・ブロックを脱着しPAユニットと冷却ファンに不着した誇りをブラシとエア・ダスターで除去しました。