IC-726 BPFダイオード多数損傷 【2016/08/01】
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午後の部です。「一天俄にかき曇り」であります。急に暗くなったかと思いきや、ゴロゴロ始まりました。Y!のお天気アラートも飛んでおります。ゲリラ豪雨が来そうな予感・・・・。

さて、今朝はic-726から拝見しておりました。こちらOH+受信感度調整とのことでしたが、1.9MHz、14MHz〜28MHzが完全にアウトです。受信感度の低下というレベルではございません。SSGで-70dB突っ込んでもSの針が振れません。(一応聞こえている程度)BPF周りを疑いました。メイン基板上のゼネカバ・プリアンプ基板がハンダ付けされているので、これを撤去します。(50MHz用のプリアンプと判明)この下にRXのBPF群が収まっているのですが、サービスマニュアルに記載がなく最初戸惑いました。BPFの切替は制御ICから送られてくる各バンド毎のSWダイオード・バイアス電圧のON/OFFによって行われます。3.5MHzと7MHzは何故か無事で、普通(もしかしたらそれ以上)に聞こえます。入力側、出力側にそれぞれ1SS53が付いていて、12Vのバイアスが掛かると開く仕組みです。調べたところ、14〜21MHzの入力側、1.9MHz、24MHz〜28MHzの出力側、計6個のダイオードが壊れていました。何故、こんなところが壊れたのか不明です。ダイオードも入手可能ですのでRXは修理できそうです。
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