RJX-601 2台 メンテナンスパック+α 【2016/07/21】

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 おはようございます。昨夜は無線機メーカーのご担当者様と暑気払い、サラリーマンの聖地こと「新橋」へ繰りだしました。

 某Y社のKさん・・笑 多分、このブログの読者の方ならピンッとくると思います。色々お世話になっているのでありますが、関ハムが終わったばかりで今日から巡業スタートだそうです。精力的に全国を巡っておられ、束の間の本社勤務の合間を縫ってお繰り合わせ頂いた次第です。新橋は小生の庭みたいな場所でありまして、サクッと元気にということで新橋「ささき」をチョイスしました。ここはカウンター席だけの鰻屋で、肝やうざくといったツマミ系から蒲焼きまで、廉価に鰻を堪能できる名店であります。もう20年は通っているかな? 1,900円のセットがおすすめ!! ところが・・・昨日は定休日でした。暑気払い客で賑わう新橋界隈、どこも満席です。やむなく何も考えずに入れるお店に飛び込んだ次第。アジア系の店員さんに進められるメニューを、言われるがままに注文したら法外なお勘定を請求されビックリ。トホホな夜でありました。

×2ご入場!!

初期ロッド(左)後期ロッド(右)
後期ロッド(左)初期ロッド(右)

 さて、601が二台入ってきました。こちらとしては効率が良いので大感謝であります。前回も確か二台一緒のタイミングでしたね。

その1

後期ロッド
後期ロッド

 こちらは後期ロッドです。とても外装コンディションの良い個体です。何故かVFOがとんでもない所に離調していました。1.5MHzくらい離れてます。50.000MHzのVFO現示が51.4MHz付近です。まずVFOのL側でローエッジに調整しTc側でハイエッジに合わせます。これを繰り返しながら詰めて行きます。過去にココまで離調していたケースはございません。何とか規定値へトラッキングできました。受信感度が若干低めですが、IF調整で追い込めそうです。メンテナンスパックのメニューを一通り施工し、最後にスプリアスまでチェックしました。問題ありません。

 

その2

初期ロッド
初期ロッド

 こちらは初期ロッドです。送信系は元気ですが受信がイマイチです。トラッキングしても100dBm以下が復調できません。IFアンプの劣化でしょう。2nd 、3rdのIFアンプ3個を交換したところ、-120dBmまで復調できるようになりました。(AM/FM )こちらもメンテナンスパックを施して終了です。送信出力は3.5W以上あるのですが、若干スプリアス・高調波がやや高めです。ドライバ段を調整し、スプリアスを抑制しました。

 

調整前
調整前
調整後(第3・第4高調波を抑制)
調整後(第3・第4高調波を抑制)

 その1・その2共通の実施項目

  • CAL51MHz化
  • 送信AFの最適化(トランジスタ交換・カップリングコンデンサ交換)
  • FMナロー化
  • 送受 IF、RFトラッキング
  • VFO校正
  • スプリアスチェック

 思わず二台並べて記念写真を撮ってしまいました。

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