おはようございます。グラッときました! 震度4だそうです。昨日も地震がありましたが、いよいよ大きい地震が来るのでしょうか。ラボ(シャック)に居るときに大地震が来たら間違いなく機材爆弾が直撃します。狭いスペースなので垂直方向にモノが増えていく傾向にあり・・・
スリムになろう!
決めました。この環境で機材をため込むのは止めにします。あれっ、数年前にも同じ事を言っていた様な気が・・・。ついついオークションでポチってしまい、いつの間にか元の木阿弥に。そもそもレストアが趣味だったので、どちらかというと「収集」よりも「修復」に達成感を感じておりました。何度も書いてきましたが、“6m AM 出身”のせいか、70's〜80'sのポータブル機の出物に飛びついて来たわけであります。RJX-601に始まりIC-502、RJX-610と青春時代の思い出を溜め込んでしまいました。何れも完全動作+αのコンディションに修復済です。その他、FT-101EやTS-520も宙に浮いており、地震爆弾になる可能性大です。意を決し、放出することに致します。ヤフオクで知らない嫁ぎ先に出すのも寂しいので、当ブログの読者の方にお譲りできれば、後々のメンテで再会できるかもしれません。ちょっと整理して別途書くことにしますね。
jst-245h 故障箇所について
半日回路図を追っておりました。5W程度しか出ない個体ですが、パワー・コントロールも効きません。疑わしきはALC(本機ではAPC)ラインであることは前述の通りです。本機はPA後ろのアンテナ切替ユニットに進行波・反射波の検波回路があり、進行波側を増幅してALCにフィードバックしています。オペアンプを介してAPCへ送られますが、ゲイン制御も同時に行っています。パワー・コントロールが効かないと言うことは、この辺りが怪しいと診ました。アンプの出力が大きくなれば、APCにマイナス電位が発生し増幅素子のゲインを抑制するわけですが、同時にパワー・コントロールでも同じ様に動作する仕組みです。困ったことにIC32、IC29に使用されるオペアンプ、及びアナログSW(Po制御)が入手困難、代替も考慮し部品調達を検討したいと思います。
因みに、PAユニットにはプリドライバ・ドライバ・ファイナルの各ステージ、合計9個の増幅素子で構成されており、こちらはユニットを取り出して生存確認済です。部品入手に少々時間が掛かりそうですので、一旦ラインから降ろします。