週明けです。【2016/07/19】
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おはようございます。熱帯夜でしょうか? 寝苦しくて5時起きしてしまいました。ブログ執筆には丁度良い??? 週末は山梨県道志村でキャンプ(移動運用)、川縁でBBQを楽しみながら18MHzにQRPで開局し、6エリア他とQSO。充実した3連休の一時でありました。

谷底でしたが、430のハンディー機で東京港区からQRVされている局がキャッチできたのは驚きでした。コンディションも良く7MHz〜21MHzまで全て入感、移動用のマストとダイポール、ウインダム・ヤエスのATAS-50を持参しましたが、コンディション・チェック用に仮設したATAS-50で十分だった様です。流石にアースが良く効いていて、垂直ホイップベタ置きで十分な打ち上げ角を稼いでくれました。リグはKX3の乾電池使用です。こちら3W程度でしたが、谷底から九州の局と51/51でQSL頂き大満足であります。帰りは7K1UGA/1とモービル・ラグチューしながら帰ってきました。
ic-736 修理完了

ATU故障で入場中のIC-736は無事ご出場であります。故障箇所は“バリコン固着”、“カップリング・ジョイント破損”、“モーター固着”です。バリコン軸が全く回転しません。古いグリースが劣化し固着した模様。交換を検討しましたがディスコンで入手不可能です。デグリーサーに漬け込み一昼夜、指で軽く回転するようになりました。液体グリースを染みこませて処理、完全復旧完了です。カップリング・ジョイント(2個中1個)はバリコン側が割れていて再利用不可です。さすがにこちらは交換です。片方のジョイントも修復歴有りですが、こちらは上手く接着されており大丈夫そうです。ステッピング・モーターは前述の通り、MP28が入手不可につき代替のMP24で交換実施しました。各バンドでTUNE動作を検証しましたが全く問題ありません。

因みに、本機のATUはエラー状態も記憶してしまう為、一度「整合不能」と診断すると、チューナー内のCPUがリセットされない限りそのバンドではATUが使用できなくなるケースがある様です。電源ON/OFFしてもクリアできない時は、一旦電源OFF → ENT+ANT+TUNEを押しながら電源ONします。すると“OFF SET” と表示されます。その状態でTUNEを長押しするとアラート音が鳴ります。(エラーを表示する場合もあり)一旦電源OFFして再び電源ONするとATUがリセットされます。 普通に使えていれば不要ですが、THRUが頻発する場合はお試し下さい。単純なTマッチ回路でIN/OUTにバリコン、中間のLがグランドに落ち、Lの足し引きをリレーで切り替える方式のATUです。整合範囲は広くありませんので、Hi-SWR時のファイナル保護用だと思って下さい。これでANT回路全体の整合が取れるわけが無いことくらい上級アマチュア無線技士の皆さんなら理解できると思います。ATUからファイナル側のリターンを落としているだけ(見かけのSWRを落とすだけ)ですので、同軸線路上には反射が発生しています。SWR2.0以下ならTHRUで使用した方が良いかもしれませんね。
JST-245 送信不良
一通り拝見しました。ALC周りのトラブルではないかと疑っております。こちら全分解を伴うため、診断にも相当の時間を要します。暫くお待ち下さい。
今後の修理予定
今週はJST-245の作業が中心になるでしょう。ご入場は以下の順番です。
- JST-245 パワーダウン
- RJX-601 メンテナンスパック
- RJX-601 メンテナンスパック
- FL-7000 オーバーホール
- IC-375D PLLアンロック?
- その他の無線機
今週も宜しくお願い致します。