JST-245H VCO修理中 【2016/03/03】
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お疲れさまです。今朝は “対空戦闘用意!!” の脳内号令とともに起床です。耳元で何かが踏みつぶされる音がして目が覚めました。枕元に置いてあった眼鏡が無残な姿に・・・。愚妻による奇襲攻撃です。この半年で2度目の領海侵犯に精一杯の反撃を試みます。小声で「ざけんなよ・・」と。これが我が家の「専守防衛の実態」でありました。

無残に破壊された愛用の遠近両用眼鏡を唯々寂しく見つめる小生であります。トホホ この虐げられ感はいったい・・・。実はこの二年の間に「相模湾の底に一本」「息子にへし折られ一本」「酔った先輩が頼みもしない増し締め・・フレーム破断で一本」「愚妻の領域侵犯で二本」と、なんと5本の眼鏡を損失。遠近両用のコンタクトがあれば即採用ですが、小生の場合コレに乱視が入るため難しいようです。特にチップ部品なんぞは老眼鏡無しには見れません。地元の眼鏡市場の開店を待って向かった次第です。

女性店員の方が「直しますのでお待ちください」との力強い対応!!「儂もこんなピッチで無線機を直せたら」などと、暫し物思いにふけりました。10分もしないうちに再生完了です。この神対応には脱帽であります。奇襲攻撃が0630、修理完了が1030です。凄すぎるとしか言いようがありません。実は写真では見にくいのですが、上部フレームは完全にひしゃげていました。素晴らしい熟練工の技術ですな〜〜〜。こういう仕事には惚れ惚れします。
jst-245h VCO1内のTc再ハンダ処理

眼鏡も直ったので作業再開です。目視では確認できなかったのですが、マイクロTcの足にコテを充てて糸半田を少々溶かしました。TP1の電圧を測定したところ、10.02Vを示したので10.0005Vまで追い込んで7MHzを受信すると、SSGの出力電圧に等しいS9の信号を受信、3.5MHz、1.8MHzも受信は回復したようです。次にダミーロードに切り替えてCWでキーダウン、パワー計の針が正常に振れています。軽く振動をあたえてもアンロックしません。このまま暫く放置することにします。実は同様の事象を何度も見てきました。恐らく村田製作所のマイクロ・トリマーコンデンサーだと思われますが、IC-736でもこの症状をか経験しています。半田のりが悪いのか??です。 少々様子を見ましょう。
すばらしい神対応ですね!全然関係ないですが、JH1DBX局が現在雛コンテストに参戦中です。7.084MHzに出てるので呼んで上げてください。短時間運用です。
さっき出先からクラスター見ていたらDBXさんのコールが載っていたので、リモートでと思ったのですが、西日本
フェアでシステムを貸出中でした。残念!!