週明けです。【2016/02/22】
by
おはようございます。寒暖の差が激しく体調を崩しがちであります。皆様どうかご自愛ください。週末は赤羽橋で過ごし日曜午前に退院、そのまま帰宅です。拙宅に戻ると新たなる段ボールが到着しておりました。精を出して頑張ろうと思います。

昨日、ft-690に着手致しました。こちらで確認したところ、電源投入から30分ほどSSB/CW/AMが復調せず、またVFOも動かず、いわゆるPLLアンロックっぽい症状を確認。FMは聞こえますしVFOも動きました。過去に何度か経験した症状で、PLLの離調、バックアップ電池の消耗によるCPU誤動作が考えられます。前者の場合は調整がクリティカルなので、振動やCの劣化による容量変化などでも発生します。後者は3Vのバックアップ電池が中途半端に電位を保っていると発生するケースが多く、電源投入しているにもかかわらずCPU内のクロックが低電圧時のまま動作しつずけてしまうことで異常が起こるようです。コールドスタートから一定時間経過するとSSB/CW/AMも正常に動作しはじめました。取りあえず、PLL周りからチェックしましょう。案の定大幅に離調していますね〜〜。Technical Supplementに従い、ローカル周波数・ピッチの調整を行いました。規定では52.000MHz基準で調整することになっていますが、C容量の変化など経年劣化によりバンドエッジでは調整誤差が顕著です。実使用を考慮して51.000MHzで調整することにします。また、規定値通りに調整するだけではダメで、実際の目的周波数との誤差を把握することが大事です。ローカル周波数が規定値であってもIF周波数がズレいれば目的周波数がズレます。水晶発振回路でも数十年も経てば離調するものです。無線機によってはIF周波数の微調整ができないものも多々あるため、リファレンス送受信機での鳴き合わせ調整は必須であります。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
バックアップ電池交換
CR2025が電池ケース手前の基板に実装されています。因みに残電位は0.3Vでした。この当時の無線機はユーザー自身が手を入れることを想定しており、基板は両側の溝に挟まっているだけで、簡単に抜き取ることができます。リードが電池スポット溶接されているので、これを剥がして再利用するのは止めておきましょう。偶に電池に直ハンダして破裂させる人がいますが、ボタン電池用のケースに収めてしまった方が、後々も便利ですよね。ww 電池ケースとシャーシの間に丁度良い隙間があったので、そこにボタン電池ホルダーを置くことにしました。ここならバックアップ電池交換時に簡単に引き出せます。ボタン電池ホルダーは2025/2032×2個の6V仕様を使いました。隙間にピッタリ収まるためFBです。電池は1個しかしようしないため直列に繋がる1個分は短絡します。
ケミコン類の交換をご希望ですが、目視での劣化は観られません。完全放電、起動、ロードテストにて見極めたいと思います。少々お待ちください。
今後の修理予定
- FT-690 劣化部品交換・調整
- JST-245H 受信不良
- FL-2100B 修理・調整
- RJX-601 メンテナンスパック
- IC-551 送受周波数ズレ・調整
今週も宜しくお願い致します。
今日は~ 検査入院をされてるのでしょうか・・・
ひょいと再びお邪魔をしてしまいました。
当局はあるふぁ~8のー・-・ あるふぁ~ - です。笑
14でお逢いしたいですね。そのうち・・・日曜午前あたりに聞こえてましたら
どうぞ宜しくです。
今は、お馴染みさんとラグチューするだけです。
お大事になさって下さいね。
こちらにも遊びにいらして下さい。何かのご縁です・・・
1日入院です。既に出てきておりますよ〜〜 40日間隔で入ってますが、やっと1泊で帰れるようになりました。ww
是非是非14ラグチューお相手ください。エイトは拙宅の貧弱なデルタループの相性が良いようです。
“ちゃ〜り〜・あるふぁ〜・たんご” さん、了解であります!!!