FT-101ES ご入場 【2016/01/19】

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 昨日より絶不調です。昨晩は喉が腫れ、38度5分の熱に魘され眠れませんでした。インフルエンザが流行期に入ったとの報道があったばかりです。皆様、外出後の嗽・手洗いは励行しましょう!!

 デルタループを応急修理しました。流石にHFのアンテナが無いと修理にも支障をきたすため、絶不調の身体に鞭打って梯子に登りました。竿は新品をオーダーして既に着荷済ですが、今回はクリアファイル用のビニール製閉じ棒をあて木にして、折れた竿を修復しました。強度的には問題無いようです。何れ交換が必要になりますが、「使えるウチは使い倒す」がBVX流でございます。関東地方、また雪マークが付きました。トホホ

修理着手

FT-101ES 修理ラインに登場
FT-101ES 修理ラインに登場

 FT-101ESがラインに入りました。こちらは受信はOKなのですがパワーが全く出ません。ファイナルのヒーターは点灯しています。ドライバの12BY7Aの赤い灯火も確認しています。本機にはRF出力端子が備わっており、ドライバ段からの出力をダイレクトに拾うことが可能。ここにオシロを繋いで直接波形を観ることにします。p-pで3V出ていれば合格のはずですが・・・。

 

 

12BY7Aのプレートに電位なし!

規定の1%も出ていない?
規定の1%も出ていない?

 写真の通りの有様です。規定の1%に満たない出力でした。12BY7Aを手持ちの球と交換してみましたが結果は同じです。入力側の波形を計ってみると出力側より大きな振幅が見えました。明らかにドライバが動いていません。回路を追って行くと、グリッドに300vを供給するチョークコイルL11(250µH)と、直列するR40(1.5KΩ/5W)が黒く焼け焦げています。L11の導通は確認でき、グリッド側で300vの電位が掛かっています。R40は導通がなく完全に焼け落ちている様です。チョークの焦げは抵抗の火炎によるもので、現時点で正常に機能しているように思われますが、ケースの一部が焼け焦げているので交換が無難でしょう。R40は5Wのセメント抵抗で代替することにします。ALCも怪しいのですが、まずはココから攻めてみたいと思います。

耐熱シールドが焼け焦げたR40とL11
耐熱シールドが焼け焦げたR40とL11(R40の下)
回路図下方のL11、R40が焼損
回路図下方のL11、R40が焼損

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3 Responses to "FT-101ES ご入場 【2016/01/19】"
  1. 佐賀県も少しインフルエンザが出始めました、また週末が一段と寒くなるようですね
    お大事になさってくださいね!

    • NWXさん、おはようございます。熱は下がったのですが、まだ喉が痛いです。1日4〜5回イソジンでウガイしてます。コレが一番効きますね。

      P.S. リニア届いてます!!(^o^)

  2. 乾燥しますからね~~ マスクして寝ると少しはいいですよー リニアお世話になります(^_^)/

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