LS-102L ご出場 【2016/01/15】
by
おはようございます。昨夜はアマチュア無線絡みの新年会に参加、麹町の日本酒酒場にお邪魔しました。十四代、磯自慢(本醸造)、磯自慢(純米吟醸)、出羽桜(一耕)、出羽桜(純米吟醸)、黒龍・・・と次々に出てくる美味しいお酒を堪能。
勿論、酒量は控えめ、本当に舐める程度しか頂けません。目の前に飲み残しのお猪口を何個も並ばせてしまい、大変勿体ないことをしてしまったと反省しながらの帰宅でございます。宴席で JA7JJN/1 柳澤OMと堂平山キャンプの約束を・・。皆さんご存知の通りOMはマイクロ波の第一人者でおられます。JA1OGZ 金子OMと「帰ったら24で・・・」なんてお話しをされていて、2.4Gですか?と尋ねたら「24GHzです・・・」と・・・。ひえ〜〜〜〜!! 1.2GHzすらまともにやったことのない小生にとって、“未知²”の世界であります。 堂平山キャンプまでに、せめて話題に着いていけるくらいの予備知識は身につけなければ。汗
Belcom ls-102l 修理・調整終了!

入場中のLS-102Lは、ファイナルではなくドライバ段の異常と判明。2SC1306を交換しました。この石はRJX-601のファイナルに使われているので、ストックがありました。RJX-601を30台ほど修理しましたが、ファイナルが壊れていたケースは1件だけで、この石自体は頑丈なハズなので意外な結果に少々驚いております。LS-102Lの回路図を見ても、ドライバに負荷が掛かるような構造にはなっていません。強いて言えば、コレクタ変調くらいでしょうか・・・。もっともRJX-601の回路に比べれば、かなり優しい使われ方だと思います。(笑)2SC1306を交換後はスプリアスも収まって、RFプローブを充ててても「発振」は確認できなくなりました。送信IF以降の段間結合トランス(トラップを含む)をトラッキングして、CW、SSB、FMで16w、AMで4.5wに調整完了です。マイクはRJX-601用の棺桶マイクで試しましたが、SSBの平均電力も10w程度出ているので、定格通りでしょう。送信変調は各モードとも及第点評価です。特にAMに関しては特筆すべき評価かと。
VCO、BFOも規定値通り調整。SSBの送受ズレは皆無、周波数が1kHzステップ表示(チューニングステップは100Hz)なので、それ以下の周波数は誤差範囲ということになりますが、周波数カウンターを繋いで±20Hz以内に追い込みました。LEDは交換済みです。また、お預かりしているマイクはピン配列をBelcom/National 配線に変更しておきます。