TS-850 ディスプレイユニット交換完了 【2015/11/05】

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 こんにちは。今日も宜しくお願いします。昨日クルマで出かけた際、エンジンオイル量の異常警告が点灯「限界値以下なので至急1リットル足せ!」と表示されました。オイル交換したばかりです。下に潜ってドレンコック付近を確認しましたが、オイル漏れはなさそう・・・。その後、異常表示は消えました。

 恐らく「オイルレベルセンサーの誤動作」でしょう。E90/91/92ではポピュラーなエラーの様です。今年に入って「ターボ配管不良」「ウィンドウ故障」と立て続けにトラブル発生。まだ5万キロ程度ですが新車登録から8年目に突入しました。樹脂パーツの劣化も著しく、かなり草臥れてきてます。しかし335iの走りは官能的です。悩みどころです・・・。

TS-850S 表示機能完全復活!!

ディスプレイ復活!!
ディスプレイ復活!!

 さて、昨日は久しぶりに無線機修理に集中できました。予告通りTS-850Sの表示不具合の修理を実施、フロントパネルを着脱、LCDユニットを交換。写真の通りTS-850Sは息を吹き返しました。こちらはインバーターの不具合が原因でした。再生部品を使用した為、少々長めの負荷テストを実施中です。8時間通電しておりますが、問題ないようです。機能確認ができるようになったので、その他の不具合についても確認中です。

 

 

やはりCW受信できず

故障したユニット(上)、代替ユニット(下)
故障したユニット(上)、代替ユニット(下)

 オーナー様のご申告通りCWが全く聞こえてきません。そして、何故かフィルターも切り替わりません。何となく状況が見えてきました・・・。

 本個体にはYK-88-CN1が取り付けられています。一旦フィルターを外しましたが、症状に変化は見られません。ロジック回路にフィルター切替用のディップスイッチがありココをリセット。メモリ・バッテリーを取り外し、再びスイッチを切り替えてフィルターを装着しました。念の為フィルターソケットのリードに接点洗浄剤を吹き付けておきます。TS-850には8.83MHzと455KHzのIFステージで装着可能なナロー・フィルターがオプションとして用意されています。こちらの個体にはオーソドックスな8.83MHzのYK-88-CN1が取り付けられていて、CWモードの時、270Hz(8.83MHz)/2.7KHz(455KHz)まで絞り込めます。一連の対処を行ったところ、フィルター切替が可能になり、CW受信が可能となりました。原因はロジック回路のエラーだったようです。フィルターの抜き差しの後にディップスイッチを切り替えないまま使用したことで、何らかの誤ったパラメータが残ってしまったようです。

ロード中です・・・

ロード中
ロード中

 修理作業後、一通りの操作を行ってみました。表示系については特に問題はない模様です。そのまま8時間ほど電源投入のままにしました。表示・その他に異常は観られません。VR類に若干ガリが発生しているほか、ATU動作時に駆動部付近から異音が出ていますが、グリース切れですので致命的な症状ではないと思われますが、早めにメカ部のデグリース・リグリースをオススメします。

 

 

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