IC-780 やはりPLLか? 【2015/10/30】
by
おはようございます。本日も赤坂出社でございます。今週は出たり入ったりで落ち着きません。午後にはラボに戻る予定。・・そうそう、眼鏡が出来上がっているはずですので、ピックアップしなければ。以前書いたブログ記事に誤記があったので訂正しました。
記事に追記したので、ご興味があればお読みください。
ic-780の回路図と睨めっこ

VFO A使用時に送受信不能になることがあり、VFO Bは正常ということは、やはり、PLL A ユニットの不具合と診るのが妥当。しかも、完全にアウトな訳ではなく、症状が出たりでなかったり、、、、。PLL Aユニットは送受信両方を受け持つVFO Aの心臓部です。ロック電圧が離調しはじめている可能性があります。午後はその辺を中心にチェックします。PLLユニットは上段の第二階層に在るため、第一階層のユニットを外さねばなりません。頑張ります。
あれれ、正常なんだけど・・

ということで、本体内部にアクセスしようと作業台にIC-780を載せました。SSGを繋いでVFO Aで14MHzの披検周波数にセット。14.170MHzで-73dBmを突っ込んでいますが、正常に受信しています。持ち込まれた時は確かにウンともスンとも鳴りませんでした。スコープ上もキッチリ山が見えます。時間経過とともに発症するとのことだったので、1時間ほど放置・・・・。しかし、やはり正常です。送信もテストしましたが元気よくメーターが振れます。困ったな〜〜。これでは修理のしようがありません。笑 スコープの挙動が怪しいのですが、送受は問題無さそうです。暫く様子を観ましょう。
バックライトの球切れ発見!!

本体機能とは関係ありませんが、メーターバックライトが球切れしてます。この際なので超高輝度の白色LEDに交換しておきます。どうやら過去にムギ球を交換済みの様ですが、処理が酷いことになってました。ムギ球では無く電気屋で売っているミニチュア球の電極部分(本来はソケットに接している部分)に自半田されていました。しかもビールテープで止めてあるだけです。STUさんの作業とは思えません。メーカー修理だとしたら酷いな〜〜〜。こういうのはエンジニア的にどうしても納得できないので、接着ゴムシートで光シールドを即席に拵えました。シートを適当なサイズに裁断して、LEDに合わせて穴をくり抜いただけの粗末なモノですが、仕上がりは十分かと・・。

こんな感じでゴムシートにLEDをはめ込んで、接着面のシールを剥がしてメーター裏に装着します。ピッタリ収まりました。光漏れもありません。メーターはオリジナルよりも少々白っぽくなったような気がしますが、視認性は改善したと思います。とりあえず、今日はココまでとします。結局、症状は起こりませんでした。明日までロードすることにします。

IC-780の修理記事を読ませていただきました。
当局も同じ機械を使用していますが最近調子が悪く、困っています。
メーカーに修理に出したところ部品の入手ができないということで戻ってきました。
症状は時々総ぢン受信とも不能になります。
メインスイッチを入れなおすと復活することもあります。
こんな機械ですが修理は可能でしょうか。