TS-520X(改)再入場

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 深夜の夜更かし作業中であります。この時間は「ラジオ深夜便」を聴いてます。こんな時間に国会中継をやってますが、いよいよ安保法案の強行採決が近づいてまいりましたね〜〜。窓を開けていますが、深夜にジェット機の轟音が響いています。厚木は米軍機にかぎりこの時間の運用が許可されているようです。基地から10km離れた当地で地響きが聞こえてますから、基地周辺は相当な音量でしょう。

BAND切替SWを洗浄
BAND切替SWを洗浄

 こんな時間ですが、再入場のTS-520X(改)を診ております。7月に二個一改造でリストアした個体です。受信中に急激に感度が落ちたとのことで、IFトランスが複数離調していました。前回入場時はIFもフルトラッキングしていますので、短期間にズレたのはケミコンの劣化が原因かもしれません。40年以上前の無線機ですので、十分有り得る話です。一応、SSGで14.175MHz 40dBµVを入れてS9振るように調整済しました。ただ、急激に感度が落ちたというのは解せません。コンディションの悪化とか・・・??

 考えられるのは、BAND切替SWの接触不良、リレーの接触不良などです。前回7月にニコイチした際にも接点洗浄しているので、劇的な好転は期待できません。できる限り頻繁に使ってやることくらいでしょうか。人間の体と一緒。(笑)

強い衝撃を受けた痕跡が

2015-09-15 13.22.57
断裂した軸ネジ

 到着時に前脚(左)が折れていたとのご連絡を頂戴しました。勿論出荷時には全く問題ございませんでした。梱包も衝撃を配慮しております。いったい何が起こったのでしょう・・・。完全に軸ネジが断裂し、スペーサーが底蓋にめり込んだ痕跡が視られます。脚の底面右半分が机に乗った状態で上から荷重を掛けたような感じ??。リア脚も同様に歪んでいました。輸送時に落下させたか、元々この様になっていたか・・・定かではございません。ヤマトの営業所にクレームをいれましたが、想定通り「荷扱いには細心の注意を払っている」との返答です。弊社も梱包には細心の注意を払うよう心掛けます。軸足は金属疲労により断裂したものと考えられます。底蓋の脚取付部が歪んでおりましたので叩き出しを行いフラットにした後、代替のネジで脚を取付け、修復完了です。

底蓋は叩き出してフラットに 左前脚修復完了
底蓋は叩き出してフラットに 左前脚修復完了
再びレストア完了
再びレストア完了

 

  • Aperture: ƒ/2.2
  • Camera: iPhone 6
  • Focal length: 4.15mm
  • ISO: 80
  • Shutter speed: 1/30s

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