Guglielmo Marconi on 20m band with 59
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デルタ・ループの効果が出始めた様です。今日は当地に来て初めてのdx(SSB)をゲットしました。
23日の16時頃、14MHz帯に出たところ、14.171MHzにて小笠原のJD1BOI局が59+で入感、既にパイルになっていましたが、2コール目で拾って頂きました。小笠原の有名局ですが、アパマン時代に各バンドで苦戦した思い出がありました。あっけなく59を返して頂いて少々拍子抜け・・。 続いて14.216MHzで撃パイルになっているDX局を受信しました。59+で強力に入ってきます。JA、BAなど近隣各局のコールサインが乱れ飛ぶ中、「This is ” iy1gms ” Marconi special station callsign QRZ?」と聞こえてきます。マルコーニと聞いて反応しない無線家はいません。そう、あのマルコーニの記念局です。思わず「ジャパァ〜ン・・」と叫んでしまいました。ナント3コール目でピックアップ、59-59を交換しました。このデルタループ「間違いなく」飛んでます。(^_^)v
QRZ.COMで調べたところ、「Special Call for 100 years of Guglielmo Marconi life Senator…..」と記されていました。???何のこっちゃですね〜。Senator=上院議員 ですが、あのGuglielmo Marconiのはずです。不思議に思いwikipediaで少々お勉強。
マルコーニは1914年に元老院議員になっていたのですね。ノーベル賞受賞者・通信会社経営者ということは知っていたのですが、政治家でもあったようです。アマチュア無線をやっていると未知の知徳に辿り着くことも。
苦戦したアンテナが完成し、最初のDXがマルコーニの記念局だなんて幸せすぎます!!
因みに17時30分頃まで聞こえていました。その後も21MHzでデンマーク、ドイツが入感してました。
輻射面の7割以上が家屋の影に隠れてしまう超級プアー・アンテナにも関わらずQSOできるHFの面白さに、改めて感動した天皇誕生日であります。回すことの出来ないアンテナ故、パスはロングなのかショートなのかは分かりませんが、本日ヨーロッパが開けていたことは確かですね。当局のデルタ・ループは、14MHz帯の指向方向は水平偏波が北西・南東の8の字、垂直偏波が北東・南西の8の字ですので、屋根上に少し出ているループの水平面はヨーロッパ向きなので、コンディションが良ければ飛んでいくことが確認できました。
