松本〜白馬 ロード・ライドに参加!! その1
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先週は身内が病院に担ぎ込まれ、趣味・ブログ更新どころではなかったのですが、こちらは何とか回復し監視レベルが通常状態に下がったので、週末は前勤務先自転車部主催の「強化合宿w」に参加しました。初日は松本から白馬までの80km弱、翌日は合宿場所から栂池スキー場の頂上(標高2500m)へのヒルクライム・トレーニングです。 小生自身は初日の松本〜木崎湖のみ走行、翌日はサポートカーの運転を担当し、負傷した部員の救護と物資輸送を行いました。台風通過直前でしたが、天候にも恵まれ気持ちの良いライドでございました。

二子玉川を0500時に出発、調布ICから中央道へ。APRS JG1BVX-5 をアクティブにして移動開始です。三連休の初日ということで渋滞が予想されます。通常、世田谷〜白馬はノンストップで4時間ですが、今回は松本駅11時集合に間に合わせるために5時出に。小生宅前にY社のM社長他6名が集合、クルマ3台に自転車6台を積み込んで出発! facebookでアナウンスしていたこともあり、433MHzでお馴染みの井岡さん(7N4SJX)から呼んで頂きました。残念ながら調布ICの手前で受信不能に。
長いドライブの際には無線は欠かせないアイテムです。眠気覚ましにもなるほか情報源としても大活躍。(運転中はスマホは操作できません)結局、APRSの甲斐無く、その後は他局から呼ばれることも無く松本に到着です。

松本からはいよいよ自転車です。ドライバー約の先輩にクルマを任せ、小生は愛車” PINARELLO FP QUATTORO”に跨がり待ち合わせ場所の木崎湖を目指して出発!松本駅〜国営アルプスあづみの公園〜大町〜木崎湖というコースを4台のロードバイク隊列で走行、約2時間で木崎湖へ。ここで前職勤務先の自転車部チームと合流し白馬を目指しますが、ここからは小生がドライバー役です。途中、国営公園手前の長い上りは少々キツかったのですが、エネルギー補給後は体力も回復して快適な走行が楽しめました。余談ですが、今回の強化合宿には赤坂とお台場の放送局からもベテラン2名が参加、小生を加えて3人が平均年齢をぐ〜んと押し上げる結果にww。お台場の先輩は御年57才でありますが、20代の部員に負けず劣らずの健脚ぶりを披露、2日目のヒルクライムでは3000m級の乗鞍岳(栂池)ヒルクライムコースを余裕で上がっておられました!。

木崎湖キャンプ場で合流したY!自転車部の面々と共に白馬を目指します。先週この付近で熊が観光客を襲ったそうで、「湖の西側は単独で走行しないように」とのレクチャーを受け、サポートカー3台で前後を挟んで隊列走行することにしました。ここからはピナレロをルーフに載せた335iツーリングを運転。Tour de France や Giro de Italia のシーンにいるような気分で隊列を追いかけます。
清々しい湖の畔の畔を走り抜け、木崎湖へ注ぐ中綱湖畔の簗場駅脇を通って青木湖西岸の小径へ。林道からやや交通量の多い道へ出ると、そこには野生の猿が群れが。トンネルを抜けると糸魚川街道の交差点が現れますが、ここで落車が発生。落車とは自転車用語で「事故」のことです。信号が青に変わって走り出した部員の一人が、小石に前輪を乗り上げ転倒、フロント・ホイールが変形する程のダメージで、本人も左人差し指と右足膝に擦過傷を負っています。出血していた為、小生の335iに積んでいるBMW純正のエイド・キットを取り出し応急手当です。自転車と負傷した部員をクルマに回収し出発!。サポートカーの本領を発揮といったところでした。隊列走行の際は周りの自転車に気を取られ、単独でもこのような落車が発生してしまいます。周りを巻き込んだ事故にならなかったことだけが不幸中の幸いでしょう。
ここから先は交通量が多い糸魚川街道(千国街道)は避け、畑の真ん中を突っ切る農道を通って目的地を目指すことに。白馬村までは下り道と畑の中の平坦路が続きます。距離にすると10km程度ですが、30分で到着しましたので平均速度は20km/h、下り坂は自転車でも60km/h〜80km/hは出ます。この辺りは佐野坂峠と呼ばれ、信濃川水系と姫川(何れも日本海に注ぐ)の分水嶺です。
つづく