ケンウッド対応完成間近!!
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rrs-101のソフトウェア・バージョンアップを作成中です。TS-940以降(TS-690を除く)に販売されたケンウッド社HF主力機種に対応しました。まだバグ取り中ですのでベータ版としてのリリースになりますが、致命的なバグはとれていると思います。ケンウッド対応を待っておられた方も多かったようで、取り敢えず完成のご報告でございました。

TS-940にまで遡って対応に踏み切ったのは、Phone Patch端子を搭載しCATコマンドでフィルターのスロープ・チューンが制御できれば、リモート・リグとしてまずまず機能するだろうとの思いからでした。2017年問題(新スプリアス問題)が巷で騒がれていますが、ハッキリとした指針が示されていませんし、新しいリグへの移行で「余剰になった高級機をリモート用に仕立てるケースもあるのでは?」と考えた次第です。
結果的に1980年代後期以降にリリースされた同社のHF機のウチ、TS-690を除いた全機種に対応させることができました。
現在のところTS-990のみが未検証であるため、ベータ版のプロファイルからは除外しています。こちらについては、TS-990の実機調達待ちであります。
何方かお貸し頂けるOMさんが居られれば、すぐにでも検証できるのですが・・・。笑 因みに、TS-940はCATコマンドにメーター読込の機能が存在しないため、受信強度、送信出力、ALCレベルは、カメラ映像での確認になります。また、TS-940、TS-950、TS-850のプロファイルにはCWモードが存在しません。従いまして使用できるフィルター類もSSB系のものだけです。逆に、TS-570以降の各機種ではCWエンコーダーを搭載したのでPCキーイングが可能です。RTTYなどデータ通信に関しては今後導入を検討したいと思っています。

