MLAの同調部にモーターを仕込んでみた
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お伝えしているとおり、mk-3は非常に高効率なmla(マグネティック・ループ・アンテナ)です。
問題は同調点が狭く、同調点から乖離すると効率が極端に落ちること。その為にこのアンテナにはトロンボーン形の高圧可変容量コンデンサーが取付てあり、それを紐で引っ張って抜き差しすることで同調をとる仕組みになっています。 シャックから直接アクセスできる所にアンテナがあれば良いのですが、夜間などはテラスでガサゴソ音を立てるわけにも行かず。何とか手元でコントロールする術はないものかと考えていたら、メーカーからモーター・ドライブのキットが発売され、早速試すことに・・・。同時にモーター付きの製品もリリースされたようです。

Filed ANTさんの製品を扱う葉原のロケットで、(間違えて)MK-2用のモーター・ドライブ・キット(約7K円)を購入。
「モーターが使えればなんとかなるだろう」と高を括って、一部穴開け加工などをしながら装着に成功しました。
単三電池2本でDCモーターを駆動させるシンプルな構造。
これで、50MHz全帯域にシャックから同調させることが出来るようになりました。効果は上々です。
MK-3用のモーター・ドライブ・キットもあると思います。
モーターに給電するDCケーブルは1m程度のものしか付属していないので、任意の長さ分延長する必要があります。