DSP Radio で LP-PANを使ってみる

by

 KX-3をに繋いでをやるのにDSP Radioを使用するケースがあると聞きました。Elecraft KX-3はDSP制御のリグで、I/Q出力が装備されています。これをPCのサウンドカードのL、Rに繋いでSDRソフトで復調するとパソコンSDRが可能となりますが、レシプロ無線機のIF出力利用してSDRで復調する場合は、IF信号からI/Q信号を取り出すためのパン・アダプタが必要になります。 LP-PAN、IQ-SDRなどが有名ですが、当局ではを所有しており、FTDX3000DのIF出力に繋いでます。しかしながらMacユーザーであり、SDRを使用する際は、都度BootcampもしくはVM上でWindowsを起動する必要があり面倒でした。KX-3でDSP-Radioが使えるとなると、LP-PANでも行けるはず?
ということでサウンドカード周りの設定を済ませたところ、48KHz 2ch / 16bit でうまく認識してくれました。KX-3は±20KHzしか出力しないので44.1KHz程度のサンプリングレートでも十分。CAT接続しないのでDSP Radioからは制御できませんが、バンドスコープとしては十分機能するので結構使えます。

3.559KHz LSB を受信中
3.559KHz LSB を受信中

 WindowsのNap3やPowerSDRではCATコントロールでフル制御可能ですが、リグを制御する必要は全くないので、MacOS Xでバンド・スコープがモニターできれば、これに越したことはありません。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。