7エリア移動に使う予定だったatas-120aが故障。福島で分解チェックしたところ大量の水が浸入し錆びて制御基板がドロドロに腐食していました。今まで2本のATAS-120aを購入しましたが、2本とも1年未満で浸水し制御基板がお釈迦になっています。ヤエスにクレーム入れる必要がありそうです。
自宅に戻り確認したところ、モーターは正常に動作しました。やはり制御基板が逝かれています。無水アルコールで基板を洗浄しましたが、モーター制御電圧が正常に出力されません。昨年末にも同様の症状(錆は出ませんでした)を確認しており、その際に予備に購入した制御基板をストックしていたので交換したところ、問題無く動作するようになりました。
今回は基板を固定している台座部分も錆で腐食、ローディング・コイルが収まっているシリンダ内部もかなり腐食が進んでいました。とりあえず、錆取り剤を使用し目視できる部分の錆を排除。しかし、このまま組んでも間違いなく再び浸水すします。何とか対策を講じなければ・・・・。
因みに、制御基板は「リモートユニット:品番S8101372(4350円 税別)」として購入可能です。保証期間中ですが、当局の主力アンテナなので修理を優先しましたが、流石に2本目なので黙って放置はできません。4万円以上するアンテナですので、ヤエスさんにはきちんと対応して頂こうと思います。
備忘録的に制御基板の交換方法をメモしておきます。
- エレメントを固定しているシリンダ先端部の2本のネジを完全に外す
- エレメントを抜き取る
- シリンダの樹脂製カバーを抜き取る
- 台座部分に被っているゴム製の防水スカートをめくり現れたネジ4本を外す
- 台座部分を引出すと制御基板が現れる
- 制御基板とモーターを繋ぐケーブルのコネクタを外す
- 制御基板を固定している2本のネジを外す
- 2つのネジの間の台座と基板を結んでいる半田付けを外す