3エレ・ループの使用感 その2
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先週末、自作した3エレ・ループ(430MHz)をVX-8Dに直付けして自宅ベランダから約2WでQRVしたところ、山梨県笛吹市と59フルスケールで交信できました。思っていた以上にビームが鋭く、10エレ・シングル並のキレを実感しました。大きさは1/3以下ですが・・・笑。
当局の430MHzアンテナ群は、GPに山岳ビーム固定(ローテータ−無し)のみで、テラス正面の各方向はGPが受け持っています。けして感度が悪いわけではありませんが、せっかくアンテナを自作したわけですし、上手く活用できればと思い写真のような方法で3エレ・ループをテラス内に設置してみました。アンテナ自体は携帯できるほどの軽さですし、極めてコンパクトなので場所をとりません。垂直偏波とする場合に給電点が写真のような位置になるため、そのまま基台に載せるという訳に行きません。実験レベルですので、仮設できれば何でも構いません。マグネット基台を脚立の上側面に貼り付け、そこにアンテナを直付けすることにしました。
SWRも問題ないようです。FT-817で実験開始。 ガンガン入ってきます。GP、10エレシングル(固定)では弱い局が強力に受信できています 。 恐らくどこぞの山岳反射だと思いますが、ここ二子玉川のマンション5Fテラスから、埼玉県寄居町がフルスケール、栃木県佐野市が同じくフルスケールで入感。この時のビーム方向は奥多摩方面でした。送信に関してはFT-817のローモード送信(バッテリー駆動)で、川口市にて59+のリポートを頂きました。送受信ともに極めて優秀であります!
詳細はグローバルアンテナ研究会さんのHPをご覧下さい。 テラス内側で外からは見えません。ステルス性もバッチリ(笑)。しかも自由にビーム方向を変えられます。移動運用のみならず、アパマンにも強い味方でありますなぁ。