年忘れは ATAS-120a の修理…..
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あけまして、おめでとうございます。
今年も徒然書き綴りますので、宜しくお願いします。
2013年 元旦
先刻の通り、我が家のメイン・アンテナ atas-120a が動作不良で交換を余儀なくされました。
1本、4万数千円するアンテナなので、そのままという訳にも行きません。(保証書無いし 苦笑)
分解し故障箇所特定作業を実施したところ、リモートユニットの不良ということが判りました。
秋葉原の某店経由でヤエスに交換部品を注文したところ、12月30日に「届いた」との連絡がありました。
早速、注文していたパーツをピックアップし修理作業へ。
アンテナのベース部分に埋め込まれた基板
ATAS-120aをバラします。まず、ベース部分の防水スカートをずらしネジを露出させます。ネジが3箇所あるので全部外します。ベース部分をアンテナ本体から抜き取ると基板が現れます。基板を固定しているネジを外し給電部のホット側のハンダ付けを取れば基板が外れます。新しいユニット基板に交換して、テストしたところ問題無く動作しました。取り外した基板に付いているパワートランジスタ(おそらく2SB1274)が怪しい・・・。コイツが悪さをしていたものと診ています。1個270円なので早速ネット通販で注文。
今回は予備にもう一つ基板を注文していますが、運が良ければオリジナルの基板もトランジスタ交換で蘇るかもしれません。いずれにしても、ATAS-120aは意外に壊れやすいということが分かりました。新品の本体を購入してしまったので、直したのはよいのですが使い道が見つかりません。汗ヤフオクに出すのは少々勿体ないし、モービルにでも積んでみますか・・。そうするとFT-857あたりが欲しくなるのですが・・・。いかんいかん 笑
こちらは新品の基板
今回ATAS-120Aをバラしてみて思ったことは、ローディングコイルの線の細さです。これでは定格の120Wも心配になります。巻き直した方がよいのではと思うほど。ダイヤモンドSD-330の方がコイルが太く、エレメントも多少長い(3.5MHzにQRV可能)ので若干飛びが良さそうです。ATAS-120aの良さは駆動電源をRF線から給電できるのと、SD-330に比べてマッチングスピード(ATAS-120aは自動)が速いという点でしょうか。
SD-330は無線機を選ばないので、それもメリットです。ただ、最近はサードパーティー製のコントロールユニットが発売されているのでATAS-120aでもヤエス以外のリグが使えるようになりました。
どちらもイイ値段しますから、購入検討中の人はじっくり考えられた方が宜しいかと・・・。
もし、自動調整にこだわらなければSD-330をオススメします。但し、モービル運用ならヤエス製対応リグ+ATAS-120aが便利ですね。