デルタループを2m底上げ + ローテーター設置 (その後)

ループの中に6m用のHB9CVをセット

 先日仮設したローテーターとマストを固定すべく、取り寄せたマスト・ベアリングを取り付けて、3点支持でマストを安定させました。当地にQSYして5ヶ月になりますが、やっと一つ目の完成形が見えて参りました。

ループの中に6m用のHB9CVをセット

 3つのステーの内2つはベランダ手摺りに、1つは庭まで降ろしてフェンスのコンクリートに固定しました。せっかくローテーターを取り付けたのでV/UHFのビームでも同居させようかと思い立ち、二子玉時代に使用していた6mのHB9CV(Radix RY62V)取り付けるべくマストをエキスパンドしました。デルタループ自体を水平ブーム上でオフセットして取り付けているため、バランスを考慮して逆側にオフセットさせてデベ・マウントを介して1.8mのアルミパイプを垂直方向に伸ばし、先端に6mのHB9CVを取り付けました。ループの内側に小型のHB9CVが取り付けられている構図です。この状態でデルタループの動作に大きな影響はなく、今まで通りATUで素早く同調がとれます。早速、20mでNauru、Indonesia(SSB)と、15mでVK、JS6(SSB)と繫がりました。磁界動作域の80mでも6エリアの記念局、40mでもJS6、8エリアと繫がりました。SWRは各バンドで1.5以下に落ちるので実用域にあります。3月28日、CQ WW-WPX Contest のSSB部門に少しだけ参加しました。釣果は以下の通りです。時間帯のせいかヨーロッパはダメでした。21MHzはBA各局が強すぎて、やはり8字パターンだと北米が潰されますね〜〜。(NE/SWになるので)こんな環境でコンテストも何もないと思うので、気にすることはありませんけどね。ww アパマン時に比べたら大きな進歩です。このデルタ・ループ1つで、HFオールバンドに出られますので大変便利です。因みに、MMANAのシミュレーション結果は、直接給電した場合の値で、同調回路のロス分は計算に入れていません。ATUでドライブする場合は、コイルのQから考慮すると相当なロスがあります。気になるようなら、ハイQなローディング・コイルをエレメントに挿入してやれば宜しいかと・・。

15mはコンディションが良かったようです 給電部地上高7mのデルタループにしては上出来。

 

6mでVKが59オーバーで入感

 6mの方ですが、屋根方向と180度真逆に向けたときはSWRがやや上昇します。50.200MHzをf0に設定してSWR=1.5〜2.0の間で変移しますが、室内チューナーで落としてやれば無線機への負荷は気にしなくて済みそうです。3月28日15時頃、50.135MHzでVKが入感していました。MLAでS6のところRY62Vを南に向けたらS9+でしたが、S/NはMLAに軍配があがりました。飛びはRY62Vの方が良いはずなので、TX/RXを切り替えるというのも手かと思います。

 これでHF〜6m〜V/UHFの空中線が揃いました。受信用に使っているディスコーンで1200MHzに出ることも可能。現在の環境で出来る最大限の内容です。

ここまでやれれば大満足!!

 

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作成者: JG1BVX

・放送メディア・コンサルタント ・ソーシャルメディア・コンサルタント ・通信インフラコンサルタント ・ITC人材斡旋エキスパート ・個人投資家  社会人のスタートは大手航空会社の運航乗務員。当時自社養成パイロットの道は閉ざされていて、近い将来これが再開することを期待して航空機関士(FE枠)で入社しました。ラインチェックアウト後に航空機関士職種が廃止されることが決定、パイロットへの移行を考えましたが地上職(総合職)転換への道を選択、マーケティング・アナリストとしての教育コースに乗りました。  その後、外務省外郭団体(国際催事運営)を経て、ITメディアの大手企業に転職、現在副都知事を務める”爆速上司”(後に社長・会長を歴任した宮坂学氏)の元、日本最大のニュースサイトのプロデューサーとなりました。就任時直後に"福知山線脱線事故"、"中越地震"の報道などで四半期売上をたった1日で達成する機会に遭遇しましたが、世間から「人の不幸を生業とする商売」と揶揄されたことが後の進路に大きな影響を与えました。この時期、誤報道を巡り複数の係争の矢面にたったのですが、この会社には編集権が無く、配信されるニュース・ソースを強大なサーバーリソースから配信しているだけで、誤報道を直ちに配信停止できないなど「システム上の課題解決」に翻弄させらた数年を過ごしました。  当時ニュース素材を購入していた民放キー局から誘いを受け転職を決意し、サラリーマンとしてのラストランを走り始めました。IT時代のM&A体験が評価され、経営企画局の投融資担当を銘ぜられます。会社が保有していた球団の売却、出資先のIT企業、芸能プロダクション、アニメ制作会社などの役員を兼任しながら、ITとメディアの狭間で浮き沈みする日々を送りましたが、ある投融資案件が座礁し、その責任を取る形で退職することになりました。まぁ、この会社に未来を感じなかったというのが正直なところです。  局では、技術系退職者の受け皿となっていた派遣会社の整理が最後のミッションになり、この会社を複数名のOBと共に存続させるべく、退職金を注ぎ込んで株式を取得、10年後にアマチュア無線の修理をやる会社になっていると想像できませんでした。 【資格】  第二級総合無線通信士・航空無線通信士・第二級アマチュア無線技士  宅地建物取引士  職業紹介人講習課程修了  航空従事者(事業用操縦士・航空機関士) 【経歴】  慶應義塾中等部 卒 1978  慶應義塾高等学校 卒 1981  慶應義塾大学法学部政治学科 卒 1985  慶應義塾大学理工学部機械工学科  卒 1987  日本航空株式会社(運航乗員→地上職)1987 - 1998    運航本部運航乗員部    運航本部運航統制室    国際旅客マーケティング部    日本アジア航空(出向)    Rensselaer Polytechnic Institute Engineering (社留)    団体出向(退職-1998)  社団法人 国際文化協会(前職から出向→転籍)    ミス・インターナショナル/ ミス・ワールド世界大会 事務局長 1998 - 2002  ヤフー株式会社 コミュニティー事業部 Yahoo! フォト プロデューサー (2002 - 2002)   メディア事業部 Yahoo! ニュース プロデューサー( 2002 - 2006)  株式会社東京放送ホールディングス (2006 - 2012)   経営企画室 投融資担当   出資先 芸能プロダクション (株)スイートパワー 監査役 (2006 - 2007)   出資先 アニメ制作会社 (株)デビットプロダクション 監査役(2006 - 2007)   出資先 株式会社インデックス 社外取締役 (2006 - 2007)   子会社 (株)TBSディグネット 取締役 (2008 - 2011)    ・日本アマチュア無線振興協会担当プロデューサー(JARD 創立記念 イベント担当)    ・みんなのメイク担当プロデューサー    ・あやとりブログ担当プロデューサー  出資先 TBHD株式会社 取締役就任(2009)  TBHD株式会社 代表取締役就任(2011 - )   ※ 東京放送ホールディングスより株式譲渡、オーナー社長となる。      (株)TBSディグネット 嘱託プロデューサー (2011 - 2018)  Zコーポレーション株式会社 アドバイザー (2018 - )  

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