おはようございます。いよいよ8月も最終コーナーに差し掛かりました。週末の横浜は雷をともなうゲリラ豪雨に見舞われ、停電・洪水と大騒ぎでありました。拙宅から100mのところに建つ送電線の鉄塔に落雷し、あわやサージ被害に遭うところを、ANTからの同時ケーブルを全て外しておいたので無線機は無事でした。

 世田谷に住んでいた頃、70m先にある鉄塔に度々落雷し、パソコンやエアコンの室外機を何度か壊された経験があります。この鉄塔には架空地線が無く、雷は鉄塔から直接地表に流れる構造でした。鉄塔の頂部に避雷針がありしっかりアースされていれば良かったのですが、残念ながらここは素の鉄塔でした。因みに、架空地線※がある送電線の場合、地表電位が鉄塔の高さまで嵩上げされる効果があるようです。即ち送電線経路が巨大な避雷針となります。今の住まいの横を通る送電線は27.5Kv(50Kv規格)+6.6Kvの特高・高圧併設線のため鉄塔の高さも70mを超えます。ご存知のとおり、避雷範囲は避雷針の天辺から45度の傘の範囲内なので、平らな土地なら鉄塔の高さに等しい水平(半径)方向の距離範囲は雷から守られる計算になるのですが、当地の場合、鉄塔は小高い丘の上に建てられているため、標高差分の水平距離が鉄塔高に加算されます。鉄塔は拙宅よりも20m高いところにあり、ギリギリの“傘の下”には入っていませんが、確率的に避雷のリスクは軽減されます。やはり落雷の被害が起きやすいのは周囲に何もないところ、例えば、草原、河川敷、ゴルフ場、それに架空送電線の少ない23区内の住宅街ということになりましょうか。一昨日も10km先の多摩川河川敷に落雷し感電された方がいました。無線家にとって送電線は厄介な存在ですが、落雷に対しては強い味方であります。ハイッ!! (お陰でノイズだらけですげど・・・汗)

 ※送電線の最上部に張られる単線、若しくは複線のグランドワイヤ(GW線)のこと。鉄塔と電気的に接続されている為、理論電位はGNDレベル。

国際鉄道模型コンベンションへ (ハムフェアと似ているが・・)

 昨日は鉄分補給イベントへ。例年ですとハムフェアと開催日程が被るので、ハムフェア2日目の帰りしなに立ち寄るパターンでしたが、今年はハムフェアが9月開催となり、始めてこのイベントの為だけに東京ビックサイトを訪れました。中古品やパーツ販売ブースの安売りを期待してか、最終日の会場はそこそこ熱気がありました。ハムフェアより確実に活気があります。何と言っても年齢層が若い! 恐らく市場属性は酷似すると思うのですが、何故ハムフェアは人が少ないのか・・・。

ガンバレ〜KEIO!

 会場内に出展する有志グループや、各メーカーや、IMON、ポポンデッタ、天賞堂などの有名店をはじめ、中小のショップ、モデラーがブースを出す有り様はハムフェアとよく似ているんですけど、活況感に雲泥の差を感じます。高校や大学のクラブが多く、鉄道模型の裾野の広さを感じました。また昨日は、代表戦をひかえた民主党の前原氏がステージに登壇。時の人を上手く使って(使われて)おります。つまりメディア誘導が上手ってことです。そういう点に於いても、ハムフェアとは大違いです。(原さんの頃はメディアがくっついてました)

 今年は母校の後輩達がブースを出していました。塾高・志木・SFC・・の有志とのことですが、女子高は流石に?(笑)一声掛けてきました。井門さんが仕掛けたイベントだし、電車じゃないほうのKEIOにも頑張ってもらいたいな〜。泉麻人さんや良純さんも動員して・・・。ちょっと寂しいブースでしたが、来年に期待です! (そうそうJA1YAEも頑張ってね!!ww)

 関係ないけど、アマチュア無線で顔なじみの人も数人お見かけしました。

江ノ電を完全に再現したレイアウト

やっぱり16番だよな〜(天賞堂)

Bトレによる可愛いレイアウト

勉強になりました!

戦利品・・

 ・・・戦利品でありますが、庄龍鉄道というプライベートブランドの「Glanz Light」なるLED室内灯のセット(6組入り1000円)×2と、高級ピンセット、線路切断用のノコギリを購入しました。LED室内灯はメーカー純正だと6両分で2,500円です。拙宅の模型車両のうち、室内灯が仕込めるタイプは400両程度あります。現在、室内灯施工率は40%弱です。残りの200両強に施工する場合、メーカー純正照明を使用すると17万円程の費用が掛かかる計算となります。施工済の150両のうち半分近くは手製の照明ユニットを載せましたが、手間が掛かり、部材代も嵩みました。「Glanz Light」はプリズムレスで、表面実装のチップLEDをテープ状の基板に等間隔に載せた優れものです。プリズムを使用しない直接照明となるため、輝度が車内全体に渡り安定する優れものです。取りあえず12両分を仕入れたので、最近入線した旧型国電に組み込んで見ようと思います。但し半田付け作業は必須・・・。こっちに関しては一応プロです。ww ピンセットは先端が曲がらない硬質のSUS304を使用した高級品(PLATZさん)です。3,000円しました。勿論、無線機修理にも使用します。道具には金を掛けてますョ!。

IC-1271 C/O!

 差し込み対応させて頂いたIC-1271でありますが、こちらは無事にチャックアウトです。詳細は以下の通りです。

【ご依頼内容】

1) 周波数がズレている
2) その他    

上記について、修理を承りました。

【症状・処置について】

1)について、症状を確認しました。弊社にて確認した結果、表示周波数と実際の周波数に2KHz程度の離調を認めました。1st Local及び、2nd Localの周波数を規定値に調整しました。

2)について、1st Local 上限側でPLLアンロック症状を認めました。 VCO電圧を規定値に調整しました。

【工数】

故障箇所診断、ロジックユニット着脱、PLLユニット調整、負荷テスト8hに、2.0人日を要しました。

【交換部品・使用部材】

なし

IC-729 残念ながら作業困難・・

 こちらは1.9MHz〜7MHz、50MHzの送受信が出来ません。VCOが4分割され、VCO1の受け持ちバンドが不具合の範囲です。即ちVCO1が故障箇所と睨みました。実際にロック電圧が異常値です。恐らくVCO1のFET若しくはスイッチング・ダイオードの不良と診ていますが、何れもVCO群が収まるシールドケースの中です。シールドケースには蓋がついており、四隅に取り外し用の穴が空いています。通常、この内の一箇所を半田付けして蓋が外れないように固定します。ところが、本個体は四隅全てが半田溶接されています。どう考えてもメーカー・サービスの仕業ではありません。アマチュアが良かれと思いやってしまったのでしょう。コレが命取りです。このシールドケースは裏面・表面とも半田付けされているため、ケース毎取り外すためには、蓋を外さねばなりません。即ち蓋が外れない以上、中を弄れません。四隅の半田を網線で吸い上げテコで強引に開封を試みましたが、1mm厚の銅板はビクともしません。数時間格闘しましたが完全にお手上げです。これ以上は基板そのものを損傷する恐れがあります。10MHz〜28MHz(VCO2〜VCO4)は正常に動作しているので、そちらを温存させるべきと思いました。やってやれないことはないかもしれませんが、工数をトレードオフした場合、お引き受けしかねる状況です。他のVCOもロック電圧が離調していましたが、こちらはトラッキングしておきました。受信感度も低めですが、IFトラッキングで回復できる可能性はあります。オーナー様にお知らせし、未着手としてお戻しすることにしました。誠に不本意であります。故障との関係性は不明ですが、本体内部から写真のRFCが転げ落ちました。何処に付いていたかは不明。VCO1には関係なさそうです。

なんだこりゃ?

ご丁寧に四隅をフル溶接?

Sメーター上の感度は低め

10MHz〜28MHzはパワーも変調もOKだが・・

今後の修理予定について

 差し込み分も含め、何とか “on schedule”しました。この後は以下の順番で作業に入ります。

  1. IC-R7100
  2. FT-680
  3. RJX-601
  4. IC-820
  5. TS-850
  6. その他の無線機

 今週も宜しくお願いします。m(_ _)m

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