おはようございます。曇り空の横浜は気温も低めです。今朝も朝ドラと共にブログ執筆であります。昨夜はキリンカップを観たあと、ラボに戻ってTS-50の作業を行いました。こちらが底なし沼でして・・・。ちょっと面白いアイテムを見付けました。

 奇想天外なアイテムを出すINACがやってくれました。ww スーツケースがANTになっちゃいます。送信も可能みたいですね。すげ〜〜! 

 スーツケースにMLAを仕込んであるようです。しかし、こんな怪しいスーツケース、確実にセキュリティ・チェックで引っ掛かりますな〜。びりびりに引き裂かれそう。テロリストからと思われちゃう。試しにダレかポチってくれないかなーーー。

IC-375の作業が終わりました

【ご依頼内容】

1) 送信不能

について、修理を承りました。

【症状・処置について】

上記1)について、症状を確認しました。

 送受信とも不能の状態です。 VCOのアンロックを疑いLPLの電圧を確認したところ0Vを表示したため、PLLユニットのVCCラインの電圧を測定しましたが電位がありません。PLLユニットに電源供給しているコネクタからDC13.8Vのジャンパが撤去されていました。 PLLユニットを取り外しパターン面を確認したところ、VCCラインの一部に焼損の痕跡を確認しました。調査の結果、ACC端子側のパターンから13.8Vが供給されていることが判明しました。VCC供給点から下流側、8V三端子レギュレーターの“in”側に至る経路上に設置されているR39(1Ω 1/4W)に導通がなく焼損しています。何らかの過負荷によるものと思われます。こちらを交換したところ、PLLユニット全体の電位が回復しました。 PLLユニットを組み付けを行い、リファレンスOSC周波数、LPL電圧、2nd Lo出力、HPL電圧を点検・調整を実施しました。 追加で、BFO、IF、メーター校正を実施しました。以上作業後に、8時間の負荷テストを実施しました。送受とも問題ございません。

以上にてC/Oです。

TS-50 作業 かかれ!

 フロントパネルの右半分が操作不能です。事象としては珍しいケースです。接点部部へのモルト屑混入を疑いましたが、回路上のボタン列全てが動作していないので、違いますね。また、こちらもバックライトが点灯しません。

ボタン操作可能に・・

R29〜13番ピンが導通しない

 フロントパネルを分解し、まず目に入ったのは破裂した電解コンデンサです。周囲が黒ずんでいますが、コレは電解溶液が流れだしたものです。本体のデジタル・ユニットに繫がる25ピンのフラットケーブルのうち11番・13番がスイッチ群から来ています。操作不能のFLock、モード切替SWは13番側です。最も近いR29(FLock SWに繫がる)と13番ピンは0Ωで繫がっているはずですが、導通がありません。パターンを追って行くと腐食したパターン部分を通過していました。ここは迂回路を構成することにします。フラット・ケーブルの付け根からR29へのパスを通すことにしました。双眼ルーペでギリギリの作業です。(汗)他にも数本被っているパターンがあるので短絡の恐れあり。迂回路を施したパターンは手前で切断しておきます。本体へのジャンパ類を仮付けし動作確認を行いました。バッチリ機能回復、全てのボタンが操作可能になりました。

バックライト修復

Q2は誤植(実際はNPN型)

 先日施工したTM-833と同様の回路構成です。4個のBL球が直・並列に並んでいます。BL球は何れも切れていません。ということは、手前のトランジスタ?? 3個のトランジスタは全て生きている様ですね〜。単純な回路なのですが、何かがヘンです・・。表記上Q2はPNP型を示していますが、実際はNPN型(2SC2712)で、Q1のベース側にコレクタが出ています。Q1のエミッタ側にVCCが掛かりベースに電流を流すことでコレクタ側がオープンしBL球を点灯させる仕組みです。Q3周辺にも異常は観られません。IC2-7番ピンの電位が下がるとQ2のベースに電位がある状態であれば、Q1のVCCから一気に電流が流れ込む仕組みです。プロセッサからのシーケンスで5段階の電位調整を行いBL球の輝度を調整(ディマー機能)する機能を提供している訳です。µD6345は入手可能なICですが、機械実装のICチップで、手作業の交換はリスクが高すぎます。このICはON AIR、AT TUNEのインジケーションLEDの制御を兼ねているため、ココが機能するかチェックしてみるこにしました。PTTを押してRF系の針が振れることを確認しましたが、ON AIR LEDは点灯しません。「やはりダメっぽい・・・」バックライトが点灯しない状態でも使えますが、どうにも消化不良です。そこで、Q2のエミッタ側(IC2-7)とGNDの間に470Ω 1/4Wの抵抗を挿入しました。これでQ1のコレクタが開くはずです。輝度的にもう少し電流を流してもよさそうですが、発熱も心配です。フロントパネル内でスペースの確保が困難。1/2W抵抗はサイズ的に厳しいし、常時高輝度となると消費電流も心配です。取りあえず写真の様な輝度に留めました。この作業、前にもやった記憶があります。(汗)

C1 47µFが破裂・・

迂回路を構成(赤いリード線)

ボタン機能回復修理中

バックライト修復

ALCが機能していない

 ボタン、バックライトが復旧しました。送受信は可能です。パワー計で測定すると、とんでもない出力がでていますね〜〜。FLockが機能しているのでメニューに入れるようになりました。Aメニュー 00番のパワー設定を10Wにして送信したところ、Hi時と同様とてつもないパワーが出ています。「ALCが効いていない?」修理後依頼箇所ではありませんが、基本機能なので診ることにしましょう。ALCの基準電圧測定点TP6にテスターをあて、DRV出力のジャンパをオープン状態で電圧を測定したところ3.7V出ていました。本来は2.7Vが規定値です。IC11のVR2を調整すればALCアイドリングを調整できるはずですが、全く動きません。ここはパワーコントロールを兼ねており、Hi、Mid、Lowに応じたALC出力をIFアンプにフィードバックしますが、“完全にアウト”・・・制御不能です。IC11はデジトラとダイオードで構成される1cm×2cmの小さな基板ですが、部品指定がブラックボックスの為??です。一応Lowにすると100W程度に落ち着くので、この状態で使用するか、SSBならマイクゲインを落として使用するしか術はなさそうですね〜〜。CW、AM、FMでの使用は避けた方が良さそうですョ。

 

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