おはようございます。半年程度は刺激物はNG、食べ物も少量に分けて回数多めで・・・。お粥やコーンフレークが主となります。その後もアルコールは控えろとのことでした。”健康的でいいじゃね〜か!”ってことで、前向きに行きましょう!。・・・10日くらい我慢すればOK??? の、はずがありません。取りあえず来月辺りからハイボールくらいは許して〜♪♪  退院二日目の朝を迎えました。しか〜しサンパチ屋は暫くお預けであります(涙)。LECS(内視鏡と腹腔鏡を併用)は最近普及し始めた術式でした。開腹式や腹腔鏡式に比べると切除範囲は劇的に少ないとのこと。無線機修理の術式は50年前と一緒なのになー。オシロ・テスター併用ハイブリッド手術?(ww)。すみません脱線しました。留守した一週間で修理品が一巡しました。出場のレポートに入る前に、長期対応中のHL-130Usxの途中経過についてお知らせしておきます。何をやってもマッチングがとれない基板ですが、ファイナルの出力側にあるマイクロ・ストリップラインの異常を突き止めました。430MHzのリニアアンプですので、入出力のマッチング回路はストリップラインで形成されています。430MHz程度なら2層化されたマイクロ・ストリップラインにする必要もなさそうですが、ストリップラインの出力ロスや面積を極力小さくためでしょうか、出力合成部だけは基板の上に別の基板が載せられマイクロ回路が構成されています。出力側とトランジスタ側からそれぞれインピーダンスを測定しました。また、ファイナル装着状態でP-Pの入力側インピーダンスを測定したところ大きく数値が離れています。どうやら目にみえていない基板劣化(炭素化)が発生しているようです。かなり手詰まり感が漂ってきましたが、We never give up! です。

FT-901 について

 以下の修理についてのご依頼です。Sが振り切れになる症状はこの年代の無線機によくある症状です。また、マーカーに反応するにも拘わらずANTからは全く信号が入ってきません。前者はAGCの動作不良です。こちらは単純な半田クラックが原因、再半田で処理しました。後者については、マーカーの信号がインジェクションされるATTの後ろから送受リレーに達するラインを徹底的に調査、過大入力保護回路(FH1)の端子に受信信号が到達していません。ひっくり返してみると。ケーブルがちぎれているのが確認できました。

【ご依頼内容】

  • 1) 電源投入でメーター振り切り 
  • 2) 受信出来ない
  • 3) その他 調整

 について承りました。

【症状・処置について】

上記1)の症状を確認しました。

AGC回路の基板接触不良が原因です。パターン上で半田クラックが発生しています。

上記2)の症状を確認しました。

マーカーでは受信可能ですが、ANT端子経由の信号を入力しません。
受信保護回路(FH1)のヒューズホルダー裏側の配線が切れており、RX信号がRFユニットに届いていません。
※念の為、ヒューズ型ランプも

上記3)として、CW送信時にサイドトーンがモニターできません。

VOXユニットのVR603のガリが原因です。

 以上の箇所について修理・調整しました。その他、WIDTHの動作範囲がおかしかったり、VRやSW類にガリがありますが、ここは作業せず、お戻しすることに・・。

TS-950SD は検査のみで出場

 こちら、ALCが徐々に下がってくる症状とのことです。ALC回路そのもの異常ではなく、最大出力時のパワーダウンによるものでした。MRF429は色々問題があって、MosFETのMRF150に換装されたSDXが登場したと記憶していますが・・・。しかも本個体は、オークションで落札された個体だそうです。Kサービス入場前は170W出ていたそうですが、100Wに減力されて戻ってきたとのこと。やはりMRF429が痛んでいるんでしょうか・・・。何れにしても壊れているわけではなく、パワーダウンは最大出力時のみです。ALCはファイナルの後ろにあるフィルターのカップラーから取り出される進行波がトリガーとなりトランジスタ二段、FET1段で-12Vを増減させる回路で、ここは正常に動いていました。ドライバ段の不具合や発熱で温度補償ダイオードが反応しバイアス抑制が掛かっていることも考慮すべきですが、まだ使えている状態で高価な素子類を取り替えるのも如何なものかと・・・。MRF429はまだ入手可能ですので、取りあえず今回は無着手出場させることにしました。 パワー少なめで使う分には問題ありません。

 

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