こんにちは。快晴の横浜地方です。夕刻には雷のマークが点滅していたので、これから夕方に掛けて天気は崩れるのでしょうか。GW前&月末進行で超多忙です。今日も進捗報告だけになってしまうので、悪しからず・・・。

基板修復中の筆者

 HL-130Usxの状況について昨日書きましたが、やはり基板炭化が致命的です。もう一度、最初から組み直すことにしました。本機のMRF650のプッシュプルは35Wの入力に対して100Wの出力ですから、さしてゲインが高い訳ではありません。FMを多用するバンドですから、連続キャリアに対して安定して動作することに念頭を置いた設計と言えます。インプットで大量のリターンがあることを確認しています。出力側のVSWRは正常ですので、入力回路上でロスが生じているのでしょう。スペアナで確認したところ、入力信号に対して二次・三次の高調波が大量に出ています。持ちろん入力信号にヒゲはありません。ファイナルが発振しているとみて間違いありません。幾つかのコンデンサーが回路図表記とは異なる値に変えられており、MRF650の代替に使用された2SC4989の関係で交換されたものかと思われ、入力同調回路も定数が変えられている可能性が高いため、その辺の確認も兼ねて基板を再処理することにしました。完全にリソース・オーバーですが乗り掛かった船です。最後まで付き合う覚悟です。

スルーホールNG 迂回路構築

焼失したVCCラインにFBを装着(RF遮断強化)

 とりあえず、ココまでの間に以下の部品を変えました。

  1. ドライバ・トランジスタ
  2. ファイナル・トランジスタ×2
  3. 入力リレー
  4. 中間リレー
  5. コンデンサ×8
  6. フラットケーブル

 また、基板パターン4箇所の再構築とスルーホール5箇所を修繕しました。焼失していたパターンは何れもVCCラインで高周波ラインとはRFCで遮断されているはずです。恐らく、発振により全く異なる周波数の高電圧RFが回ったのでしょう。プッシュプル(ファイナル)の入力側ストリップラインはカップリングコンデンサ(15pF)で分岐していますが、RFプローブで測定したところ片側の電圧が異常に低く、これではマッチドペアの石を使う意味がありません。カップリングコンデンサを外してストリップラインのランド間容量を測定したところ、L側ファイナルのベースに繫がるストリップラインは63pFだったのに対して、R側ファイナルのストリップラインは72pFありました。ストリップラインなので容量が発生するのは当たり前ですが、左右シンメトリーに回路なので、9pFの差があるとは頂けません。パターン周辺に不着した脂や半田コブをキレイに除去、ランド付近の炭素化した基板表面を削り取りました。

JST-245 ご入場

 第二ラインにJST-245が届いています。まずは症状確認から実施します。週明けには第一報をお届け出ると思います。それでは皆様、良い週末を!!

 

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