おはようございます。雨音で目覚めました。お湿りは久し振りです。こんな日に限って外回りであります。今日はヤエスさんの本社で打合せ、天王洲詣であります。BIBさん宜しく!! 12時30分集合なので、11時過ぎには当地を出発せねばなりませぬ。

雨に打たれるBVX Labo.

 小生の担当ラインにFT-847が乗っていますが、こちらは夕方以降の対応に。減力改造のオーダーで、チップ抵抗3個(0.8mm×1.6mm)を交換して裏メニューで送信メーターを校正する作業となります。1608サイズの2.2KΩは在庫切れのためサプライヤに注文しました。届くのは明日になると思います。今宵は0Ω×3の撤去作業のみ。このサイズのチップ抵抗を外すのは意外に簡単で、両極にブリッジするように半田を山盛りして、コテ先で素早くスライドさせます。事前にフラックスでも塗っておけば直ぐにとれます。問題は取り得付けです。ロウガンズ(老眼)ですからルーペ作業は必須ですが、ランドに固定するのが一苦労。古いチップを撤去した後にランドの半田をキレイに除去しておく必要があります。その際に、片側にだけ半田を盛っておいてピンセットで固定しながら片極を固定します。この作業はストレスフル・・・。「う〜〜〜〜手元が震える、まだ作業してないけど www」。老眼が進行したようでメガネが合わなくなりました。(苦笑) と言うか、作業時は遠近両用だと下目目線しか使えないため疲労度マックスです。

FT-101E 最終調整完了

作業終え!

 土曜日から作業していたFT-101Eの作業が終わりました。既に映像はYoutubeにアップ済です。昨日書いた通り、故障しているRFプロセッサユニットの2SK19GRを2SK192Yでリプレイス、感度低下したIFフィルタの受信アンプ2SC784を2SC380に交換、更に各部の接点処理を行って、絶好調のFT-101Eが蘇りました。RFプロセッサユニットの半田面もクラック多発のため「再半田処理」しました。

久し振りに「S/M原本」世話になった

RFプロセッサユニットの半田面

SSB変調が出ない件はココの故障

2SK19GRと2SC784

 IFフィルタの2SC784はhFEが10前後まで低下していました。それでも一応動作していたんですけど、FT-101Eの場合は主要ユニットが着脱式なのでエクステンション・ボード(通称:下駄)があれば作業は楽ですョ。

IC-760Pro ご入場

 お隣では往年のフラッグシップ機の最終チェックが進行中。修理に時間が掛かるかと思いきや、規定工数(2人日)で上がる見込みです。オーダーは以下の通り・・。

【ご依頼内容】

  • 1)受信不能
  • 2)送信出力不足 (80w程度しかでない)

【症状・処置】

 上記1)について、症状を確認しました。 RFユニットのHBS側PINダイオード1個が溶断しており、交換を要しました。 MI204が規定部品ですがこちらは入手困難、汎用スイッチングダイオードで代替しました。 特性上、何等問題はございません。

IC-760Pro 絶好調!!

 ブロードキャスト・バンドは正常に受信可能です。本機はゼネカバ対応の受信部をもっており、アマチュア帯と長波・中波をスイッチング・ダイオードで切り替えて、それぞれのBPFに透過させます。10dBµVの大信号を入れると取りあえず復調しはじめ、プリアンプやATTも一応動作しています。また故障の原因が大電界に晒されとのことによる疑いが濃厚です。そうなると、ANTに最も近い場所にある半導体素子の故障を疑うべきでしょう。そうなるとこのスイッチング・ダイオードが怪しいです。カップリング・コンデンサは意外に頑丈なので、アマチュアバンド側(HBS側)の入り口にあるMI204の導通をチェックしたところ、完全に焼損していました。前述の通り入手困難なため「手持ちの1S2076Aによる代替交換で問題ないと判断」仮置きのつもりで装着したところ、元気よく受信しました。そもそもココは受信入力のスイッチ部です。MI204はATT用のPINダイオードですが、ココではスイッチング・ダイオードとして使われています。30MHz以下のHFですので1S2076Aで問題ありません。他の場所にも大量にMI204が使用されており、調達の都合かと思われます。

 上記2)について、症状を確認しました。 APCの出力設定離調です。 全バンドで規定値の110Wに調整しました。 こちらはメインユニットのAPC制御部をトラッキングして無事に作業完了です。1.8MHzは150W近く出力しますので、運用には呉々もご注意ください。

D47の溶断を確認

MI204の入手が難しいため 1S2076Aで代替

SSGから32dBµVを注入

ノンプリでS9確認 受信感度回復!!

故障箇所はココ

引き続きパワー調整へ

【交換部品等】 

・MI204の代替として、1S2076A ×1本を使用しました。

【作業後】

 1)について、各バンドで正常受信しております。 14.175MHzにて、-140dBm(測定限界)の復調を確認しております。 かなり感度良いです。

 2)について、全バンドで110W以上の出力を確認しています(CW Key Downで確認)

 朝一からロードテストです。(動画は2017/03/15付の日記に掲載)

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