おはようございます。昨日は暴風が吹き荒れ、拙宅のデルタループは限界域に達しておりました。以前折れて修復した箇所が再び曲がってしまいました。それでも使用可能な状態です。来月改修予定なので暫くは放置します。そもそも受信しかしていません。今朝は再び寒さが戻っています。

怒ってます!!!!

 昨日、修理受付拒否の品物が送りつけられてきました。しかも伝票には「メール済」とだけ記載されています。ブログでも再三お願いしていますが、TBHDのHPに記載されている条件を満たさない物件の修理はお受けできません。送られてきたのは防犯用のサイレン、確かにご相談のメールは頂戴していますがアマ機以外は受け付けない旨(かなり大きく)記載し、受付可否のお返事をするまでお待ち下さいという自動メッセージもお返ししています。送り主に電話したところ何でも修理してくれるのかと思った・・着払いで戻してくれ!!と言われました。「エッ、それだけ??」 個人のお客様ならまだしも、調べてみると立派なHPをお持ちの法人さんでした。しかも送り主はこの会社の代表取締役ご本人です。返送の手続きや、応対に取られる時間等、零細企業にとっては大きな損失です。申し込みフォームでは、規約既読のチェックボックスを設けていますが、まぁ読んで頂けないんでしょうね〜。全く困ったものです。業務用無線機の修理についてもご相談が多いのですが、流石に「防犯サイレン」とは、、、、イタズラかと思いました。本当に勘弁して下さい!!! 

 日々沢山の無線機修理に関するお問い合わせを頂戴しています。一件一件内容を確認し、引き受け可能か否かを回路図やサービスマニュアルで確認してからお返事するため、立て込んでいるときはお返事するのに数日要する場合がございます。そんな最中に「ヤレ業務機だ」「サイレンだ」と送られてくる案件に関してはお返事が後回しになってしまうのも事実です。基本お返事しないスタンスを取りたいのですが、今回のように強制的に送られてくる場合もあるので、無視は逆効果みたいです・・・。一番酷いのは、問い合わせ無しに修理品を送ってきて「直せない場合は処分しろ」ってケースです。産廃業者じゃありません!!

 スミマセン朝っぱらから。m(_ _)m  やばい、ストレスが貯まっているのかな〜〜汗 

TS-930 修理範囲が拡大中

 昨日はTS-930の修理を中心に作業、ファイナルユニットの修理を終えたところです。もともとMRF485に代わり2SC1969が入っていた個体です。電源が不安定になると多臓器不全に陥る傾向は、TS-930、TS-940に共通していますね。2SC1969については以前も触れましたが、MRF485の代替用としては少々難ありな石です。コレクタ電圧の定格値が25Vなので、28V系で動作させるには無理があります。しかも今となっては2SC1969自体も希少なトランジスタとなってしまった為、市場単価が1000円前後と高く、バンバン昇天させて涼しい顔をしていられません。MRF485は国内には無いため。海外流通在庫を引っ張る必要があり、単価も2SC1969の倍ですから、シッピングコストを含めるとプッシュプルで確実に5000円を超えてきます。それに比べれば安いのですが、あまりお勧めはできません。今回はオーナー様の意向で2SC1969を使用することにしました。マージン的に28Vでも大丈夫な様ですが、アイドリング電流次第では送信状態に入ったとたんに煙が上がるでしょう。それ故、装着前にバイアス電圧を0.7Vに合わせておいたわけです。28Vラインも修理後に調整する前は30V出ていました。こちらは27.5Vまで下げました。これ以下には下げられませんし、下げすぎるとファイナルの効率が下がります。装着後、無負荷でVCCとバイアスを掛け、発熱を確認しました。バイアスに関しては温度補償ダイオードを2SC1969に熱結合させているので、一応監視下にはあります。発振等で急激な変化が起きなければ大丈夫そうです。

照明復旧

Q41 3SK73 交換

 メーター照明のLED化と受信トラッキングをすませました。送信IFも故障しているようです。前回拝見したTS-930も同様の故障がありましたが、この個体もTXライン上の何処かが壊れているのか、DRV出力が規定の1割程度しか出てきません。回路追って行くと、Q41の3SK73の増幅率が下がっています。一応動作はしているようですが、ゲイン異常に少ない様です。石の在庫はあるので交換したところ、0.1V程度だったドレイン出力が0.7Vまで上昇しました。DRV出力が1Vp-p程度まで出てくる様になりました。3Vp-p必要なのでまだ低いですね〜〜。IF、VCOをフルトラッキングしてみます。前回のこともありTS-930はトラウマになりそう・・・(>_<)

TS-60 バックライト消灯?

 球切れを疑ったTS-60ですが、4個の麦球は正常でした。BLスイッチのQ1 2SA1307のコレクタ出力がありません。ベース・エミッタに電位を確認しましたが、ベース電圧=エミッタ電圧になっていたため、短絡を疑い取り外したところ、正常でした。ベースにエミッタと同レベルの電位が掛けられていたということです。これではコレクタに電流は流れません。(PNP回路の基礎)いったい何が起きているのか、2SA1307のベースはQS 2SC2712のコレクタに繋がっています。つまり、Q1のベース電位下がるとコレクタが開いて、電位が落ちます。即ちQ1のエミッタからコレクタに電流が流れ出す訳です。ここは基板の裏側になるため、分解が必要、作業は今日以降に持ち越しです。気になるのはBUSY、TXのLEDも点きません。まさかICが逝かれているのか? 少々厄介です。Q1の隣は47µFの表面実装ケミコンのはずですが、通常部品に付け替えられていました。本機ではポピュラーな故障箇所です。交換前に電解溶液が漏れ出たのか、周囲の表面が腐食していました。

 ところで、オーナー様の発想に脱帽です。段ボールの方が良いのではと書きましたが、訂正します。これは素晴らしいアイデアですね。こちらも梱包・養生の手間が省けます。Goo !!!

この梱包新しい!!

素晴らしい!!

(追記 11:34 2017/02/21)

 故障箇所を特定しました。やはりICです。以下に回路図を添付します。どうやら、Q2のエミッタが繋がるICの7番ピンは電源ON時にコレクタオープンとなりGND短絡される様ですが、5Vの電位が掛かりっぱなしです。試しにQ2のエミッタを50ΩでGNDに落としたところ、見事にBLが点灯しました。仕様をよく理解していないのですが、何らかのタイミングでBLが点滅(明暗)などするのでしょうか・・。このIC、8chのMOS スイッチで、入力のHi/Loでコレクタが開いたり閉じたりします。単なるLCDバックライトなら、こんな回路を通す必要なないはずですが・・。送信時にLCDが明るくなるとか? これでBLは点灯しましたが、TX・BUSYは当然ながら点きません。入手はできそうですけど・・・。ちょっと交換は難しいかな・・・。バリバリ表面実装のマイクロICです。3mm×5mmで16pin・・いやいや無理でしょ!

 ウソウソ、ご希望とあらばやりますョ!

 因みに2SA1307は手持ちの2SA473で代替しています。

元の資料が不鮮明m(_ _)m

Q2エミッタをGNDに落としたら点灯

やはり故障はしていたのはIC(D6345)だった

(追記:13:39 2017/02/21)

 山内OMより、以下の情報を頂きました。

Blogに書かれているTS-60の件ですが、バックライトの明るさを変えられる機能がついてます。http://manual2.jvckenwood.com/files/48ef142e6579c.pdfの62頁あたり。関係しませんか??? 
私、姉妹機種TS-50のオーナーです。
  
 貴重な情報ありがとうございます。やはりそうでしたか。となるとやはりIC交換しかないかな・・・。 

TS-670 作業続行!

 今日はTS-670の作業を続行させます。こちら、電源SWの交換が必要ですがオーナー様がお急ぎとのことで、納期を間違ってお伝えしてしまったこともあり、オーナー様のリクエスト通りの処置をとらせて頂く事にしました。本機は電源SWの接触不良・アンロックが発生し、電源投入が不安定ですが、スイッチを短絡させることで動作可能です。保安上、この様な処置はおすすめしませんが、電源SWユニットが到着後に、ご自身で作業して頂くことでご了承頂きました。

 

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