おはようございます。今朝も良いお天気です。春が近づいてきたのでしょうか。梅は満開ですね。河津桜もちらほら咲き始めているようです。まだ2月中旬なのですが・・・。天気予報では週末は崩れるようなことを言ってました。今日は午後から顧問先で会議ゆえ、ラボワークはお昼まで。

TS-670 を拝見してます

 夕方からTS-670を拝見しました。「電源SWの故障」「ALCメーターの振れすぎ」「メモリスイッチの不具合」などをご報告頂きました。

TS-670 ご入場

 電源SWについては、ロックが滑ってしまいます。オーナー様が分解修理にチャレンジされたようですが、症状が悪化してしまったとのことです。分解・修理による“リスク”“労力”を考えると、部品を探した方が早そうですね。サービスマニュアルに部品番号が記載されていますので、その番号で照会を掛けますが、これらの部品は型式固有ではなく、他機種でも使い回されている可能性が高いため、20〜30年経ってもサービスやディーラーが持っている場合があるのです。Kサービスさんには流石にストックされていないようですが、海外ディーラーはリビルト・パーツのネットワークがあり、そこで照会したところヒットしました。SWに抵抗が乗っていますが、これが何故か焼けています。ハンダコテが届かない場所ですので、分解して確認する必要があります。

 ALCの振れすぎについては、単なる離調かと思いきや、メーター回路が発振を起こしていました。トランジスタに手を近づけるとメーターが反応します。ダイオード、ケミコンの劣化を疑います。半固定VRもガリが出ていますが、CAIGのデオキシット原液に漬け込めば回復しそうなレベルでした。何れにしてもココは修理可能です。

 メモリスイッチは正常動作するものの、接点が完全に開放しきらない箇所があります。恐らく樹脂劣化で粘りが発生しているものと思われますが、残念ながら洗浄で一時的に回復しても、すぐに樹脂が溶け出してくるため再発してしまうものと思われます。紫外線や熱による劣化と考えますが、ここは弄らない方が良いでしょう。

SW短絡で起動中

シャーシ破損箇所を確認

21.175MHzで35dBμV差し込み中

S振れは正常?

SWの抵抗が焼けている?

この色味イイかも!!ww

IFユニット真上に手をかざすとALCが反応

CWキーダウン10W確認

 修理ご依頼箇所ではありませんが、筐体の一部が割れています。また、メーター照明が固定されていないため、せっかくのクールな照明がグラグラでした。後でホットボンドで固定しておきます。

 基本機能については特に問題は無いようです。出力も10W出ていました。(21MHz CW キーダウン) 工数的には部品調達などを考慮すると3日程度かと思います。取りあえずオーナー様のご指示をお待ちしたいと思います。

 

 

 

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