休日です。久し振りに「増刊号」を書いてます〜〜〜。一昨日からサーバーの調子が悪く、“フロント・ページに「新着記事」「無線機修理」のRSSが表示されない”エラーが頻発していました。原因は、最新記事内に含まれてしまった“制御文字”が悪さして、XMLが正しく出力されないことによりました。何度も目視でチェックしましたが“制御文字”は見つからず、結局“Subline text”にコードを貼付てエラー箇所を発見・・・。読者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。現在、正常復旧しています。

UV-5RA、ID-51、VX-3、VX-8

 友人OMから、現行形式のBaofeng UV-5RAのスプリアス・テストを頼まれたので、ついでに自己所有のVX-3、VX-8、ID-51との比較してみました。UV-5Rと言えば、以前当サイトでも取り上げています。あれから3年が経ちますが、UV-5Rも幾度かのマイナー・バージョンアップやファーム・アプデを繰り返し「成熟」した様で、「5A」は周波数ステップに20KHzが加わったバージョンになります。前回はスペアナ修理中で、FT-897の簡易スコープ機能を使って(殆ど冗談)近傍特性を確認しました。その後色んなブログで取り上げられていますから“今更・・”なんですけど、国産主要ハンディ機との性能比較はやっておきたいと思ったところです。最大のポイントは「UV-5RがSDR機である」こと、それが送受信にどの様な影響を及ぼしているのかが気になりました。

受信感度・・UV-5Rが抜きんでている

 受信被検環境はSSGと各無線機を直接接続し、限界復調レベル、スケルチ開放レベルを確認する単純なものです。ハッキリしているのは受信近傍特性についてはSDRは不利であることです。ここはハンディ機ですので、受信IMDの測定などは無意味ですので割愛させていただきます。耳の良さ、AFアンプやスピーカー(ヘッドフォン)からの聞こえ方など、を比較してみました。前者はSSGの入力レベルを徐々に絞り「復調限界」の電圧を記録しました。小生の「耳感」ですので、ご参考まで・・。

各機種の感度比較(感度単位:dBµV/FM 1KHz div=30%)

披検機種限界感度< —– スケルチ開放感度< —– 
 145.000MHz433.000MHz145.000MHz433.000MHz
VX-3-22.6-25.0-17.7-19.4
VX-8-27.1-28.0-20.8-20.9
ID-51-30.0-28.9-20.8-20.9
UV-5RA-33.0(限界値)-33.0(限界値)-16.9-16.7

 国内メーカー3台については、似かよった受信性能であることが分かります。もっと分かりやすく書くと、これらは皆さんよくご存知のハンディー機の感度です。それに対して、UV-5Rは一つ抜きん出ているのがおわかりになると思います。これには小生も驚きました。逆にUV-5Rのスケルチ開度は少々高めで、他機種よりも強電界でスケルチが開きはじめました。この辺りはファームの設定で如何様にもなるでしょう。

送信スプリアス特性・・430MHz帯が厳しいUV-5R

 今度は送信特性のチェックです。こちらは各無線機の最大出力モードで送信し、スペアナで中心周波数1GHz(2GHzスパン)をスキャンしました。各無線機=方向性結合器=負荷(=スペアナ>=ダミーロードに分岐)という構成です。こちらは予想通り? UV-5Rは広帯域受信機にはならないため、V/U用のホイップアンテナを使うことになると思います。高調波が盛大に出ている144MHz帯も実際にアンテナから出力されるスプリアスについては、そこそこ減衰されるでしょう。それにしても430MHzはヤバ過ぎるかも、、。これでもTSSは通しています。ソフトウェア的にオフバンドを使えなくするとともに、以後の上書きができない様に対策を取れば大丈夫な様です。小生も以前通してもらいました。

VX-3 高調波 145.000MHz基準

VX-3 高調波 433.000MHz 基準

 

VX-8 高調波 145.000MHz 基準

VX-8 高調波 433.000MHz 基準

ID-51 高調波 145.000MHz 基準

ID-51 高調波 433.000MHz 基準

UV-5RA 高調波 145.000MHz 基準

UV-5RA 高調波 433.000MHz 基準

 

 横軸の中心が1GHzで、縦軸の一マスが10dBです。それぞれ一番左側の縦棒が基準波になります。それ以外の棒はスプリアスです。VX-3だけは最大出力3Wで計測、それ以外の機種は5Wです。スプリアス測定は基本波に対する相対評価になるので、由としました。ID-51の近傍に気になる棒が上がっていますが、それ以外はOKでしょう。やはりUV-5Rのリザルトは案の定ですねー。433.000MHzの2次、3次高調波は頂けません。もう少しマシかと思っていただけに残念な結果です。スペアナが2GHzまでしか測れないのでデータとしては不十分ですが、ご参考まで、、、、。 個体差もあると思います。

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