おはようございます。今朝は少々気温が下がりました。週間天気予報どおりですなぁ。月末は中継局点検の為、沖縄出張です。しかも日程2日間の強行軍で、点検項目が消化できるか不安・・・。旧友が群指令として那覇に赴任中、都合が合えば尋ねてみようと思います。12/10-11に「美ら島エアーフェスタ 2016」が開催されますが、急遽ブルーも派遣されることになりました。どうせ行くならタイミング合わせたかったな〜〜。

IC-R7000

PLLチェック中

PLLチェック中

 久し振りのR-7000です。FM放送帯の受信不良と伺いましたが、こちらでは511.9999MHz以下は復調しません。“VCOか2nd LOの出力辺り”を疑い、PLLのシールド・カバーをバラしてチェックしたところ。Q27のトリプラーが機能していないことが判明。本機はOSCで51.2MHzを発振した後、5逓倍で256MHzまで上げます。512.000MHz〜は2nd LO周波数が256MHzなので、そのままバッファで増幅されLOスイッチに入りますが、〜512.999MHzのLO周波数は768MHzなので、Q27で3逓倍された後に緩衝増幅器Q28へ送られます。Q28の出力はJ6で0dBm程度あるはずですが、コレが全く出てきません。Q27手前のD20(PINダイオード)で256MHzの波形が見えていますが、Q27のコレクタ側に何も出ていこない。トランジスタの故障か或いはダイオードか。D20は519.9999MHz以下の時にONになるスイッチのはずですが・・。 ただQ27のコレクタ電圧はほぼ規定値通りです。仮にランジスタ故障でない場合、逓倍同調トランスの寸断も考えられますが、その場合はアウトです。(調達不可) 取りあえずPLLユニットを着脱しトランジスタを抜き取るしかなさそう・・・。D20の1SS216も入手不可です。

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D20のカソード側で256MHz波形を確認

ニードルの先がQ27

ニードルの先がQ27

2016-11-15-21-12-02

2016-11-15-23-22-57

 指定素子の2SC3355は広帯域のフラットアンプで地デジチューナーにも使われるトランジスタですので、調達は問題ないでしょう。仮にココの故障だけなら、交換すれば512MHz以下はロックするはずですが、オーナー様から伺っている「FM放送帯が時間経過と共に感度低下する」という事象とは繋がりません。“他にも故障箇所があるということか・・・・”。 少々時間が掛かりそうな案件です。

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