おはようございます。梅雨らしい朝を迎えております。今週は予定外の案件が立て込み、今日は無線機修理にRRS-Piリリース版のチェック、明日は巣鴨詣でとRRS-Piリリース準備で怒濤の二日となりそうです。ブログはささっと・・・・。平均睡眠時間4時間の日々が続いております。涙

 すみません(>_<)。順番が間違っておりました。着荷伝票が一枚抜けていた様でNEC CQ-P6400を先行拝見中であります。この固体は“送信不可”との事です。実は小生CQ-P6400はおろかNEC製アマ機は初体験、回路図を見て驚愕しております。www まず、出力手前のLPFです。モノバンドのポータブル機(当時はハンディと言ってましたw)で6段のコイルが入っています。更に受信IFの発振回路が“固定”と“RIT”が別々に搭載されています。QRHの要因を少しでも排除したという意図でしょう。回路以外にもバッテリー・ケースなどに業務機の様な工夫が感じられました。もっと早く出会いたかった無線機であります。

受信系も・・・

外装は良好なCQ-P6400

外装は良好なCQ-P6400

 外装コンディションは上々の固体ですが、中身は少々痛んだいるようですね〜。“送信不可”については、出力云々以前に目的周波数が出力されず、VFOのローカル周波数 36MHzが漏れ出てきています。回路を追って行くと、ミキサー段が正常に動作しておりません。TA7069PにIFの14MHzは到達しているのでICの故障でしょうか。少々解せません。また、受信系もAXC(固定)に切り替えた際、全く復調しません。AXCの発振回路に何らかの異常を認めます。何れにせよ、外装状態が良好なだけに何とか修復したいところです。

 

 

ミキサー段後ろの結合/トラップ・トランス群 確かに「やり過ぎ」かも? T604が基板にない(汗)

T604,C612,C613が取り外されT603の7番PIN側とC615がBPコンで結合されていた


ハンダ面がエライこっちゃ、、、

あら・・・

あら・・・

 基板表面から確認できることは少なそうです。先ずはバラしましょう。早速気付いたことは、基板裏面にアクセスした痕跡でした。笑 「業務機の様」と褒めた矢先ですが、アクセスビリティは少々難あり?、、。基板にはジャンパー・コネクタが無く、全て直付け(ハンダ)です。こりゃー作業効率が下がります。基板を外す為には最低でもRFライン、スピーカーラインを外す必要があります。ジャンパー・ピンにハンダ付けしてあるだけの単純なものですが、かなり粗くハンダ付けされていました。しかも短絡ギリギリといった感じです。嫌な予感が、、、、、。裏面にアクセスすると、一見して手を入れたと思われるエリアが確認できました。ミキサー段からドライバに至る段間結合トランスが密集する範囲のハンダが他の箇所よりも明らかに新しく、パターンが確認できないくらいに盛られていました。双眼ルーペで確認すると、数カ所で短絡を確認。T603のセンタータップとTA7069Pの7番ピン側が短絡、これでは50MHzは出ません。また、ミキサー段後ろのIFトラップ群(回路図上は4段)の結合トランス(T604)一個が装着されていません。

盛られたハンダを除去中

盛られたハンダを除去中

 これが工場出荷時からの状態かどうかは不明ですが、コンデンサーでバイパスされているので機能的には問題無さそうです。そもそも、ここまで結合トランスやらトラップやらを入れたら減衰が多くなります。その為か、ドライバ段までの間に3個もバッファが入っています。取りあえずこの辺をキレイにしましょう。ハンダ吸い取り網で盛られたハンダを全て取り除きました。T605周辺は基板側もシールドが施されていますが、状況を確認するためコレも取り外します。古いハンダを全て除去してフラックス処理を行います。T606が傾いていたので取付直しました。元通りにハンダし直します。

 回路は正常になりました。オシロを充てるとT603から14MHzと37MHzの波形が出てきましたが、TA7029Pの出力が低いですね〜〜。交換しちゃいましょう。部品入手は可能なのでサプライヤーさんにオーダーしつつICの取り外しを始めます。今日はココまで。

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