こんにちは。今日は少々気温が低めです。このくらいだと過ごしやすいですね〜〜。仕事もはかどります。ww 今日はリリース前のRRS-Piについて書きたいと思います。

 先月からβ版をテスト中ですが、FTDX5000の接続確認が終わりました。これで、FT-2000系列、FT-450系列など、ヤエスさんの非USB搭載機(SCU-17経由)の検証が済んだことになります。後ほど触れますが、SCU-17を介すことでケンウッド製の非USB搭載機も操作可能です。

RRS-101/501 と同様の操作感

RRS-Pi + FTDX5000(SCU-17経由)

RRS-Pi + FTDX5000(SCU-17経由)

 先代のRRS-101/501で対応した無線機に関しては、USBを搭載しない無線機でもSCU-17を併用することで問題無く使用できることを確認しています。今回はFTDX5000で検証しましたが、接続はとても簡単です。RRS-PiとSCU-17はUSBケーブルで繋ぐだけ、SCU-17の電源はRRS-Piから供給されます。SCU-17はUSBバスパワーの5Vで駆動しますが、RRS-Pi側のUSB電源は2A以上のモノを使用することをお勧めします。特にUSBカメラを併用する場合は、供給過多となり電圧降下が発生する可能性があります。SCU-17とFTDX5000の接続は、ヤエス純正のSCU-21で接続します。こちらについては、SCU-17の取り説に詳しく記載されていますので、そちらをご覧下さい。

スクリーンショット 2016-05-25 19.05.15

FTDX5000 用のインターフェース

 以下がFTDX5000側の設定項目です。

  • MENU 032 GENE CAT BPS  → ”4800bps 〜 38400bps” に設定(RRS-Piと合わせる)
  • MENU 034 GENE  CAT RTS  → ”ENABLE “に設定
  • MENU 052 A3E MIC SEL  → ”DATA“に設定 (AM使用時)
  • MENU 067 A1A PC KENG → ”ENABLE“に設定 (CW使用時)
  • MENU 080 F3E MIC SEL → ”DATA“に設定 (FM使用時)
  • MENU 103 A3J MIC SEL → ”DATA“に設定 (SSB使用時)

 MENU 032 は通信接続速度です。デフォルトは4800bpsになっていますが、RRS-Pi側を4800bpsにあわせるもよし、両方とも38400bpsに合わせるもよし、両方の速度設定が合っていればOKです。モードについては全部設定する必要はありません。USB接続のFTDX3000、FT-991でもMENU設定が必要です。その内「まとめ」でも作りましょう。

MENU 034 CAT RTS

MENU 034 CAT RTS

MENU 032 CAT BPS

MENU 032 CAT BPS

MENU 103 A3J MIC SEL

MENU 103 A3J MIC SEL

SCU-17とケンウッド製無線機

SCU-17経由でTS-870を操作中

SCU-17経由でTS-870を操作中

 SCU-17はTi社製チップを搭載しており、Windows、MacOSX、Linuxでも使用可能です。因みにラボではOSX(MacBook Pro)に繋いでMacLogger DXで無線機を制御しています。こちらはメーカー非公式です。RRS-Piのシリアル・オーディオ変換I/Fとして使用する場合も、一切細工すること無く接続・使用が可能です。しかも、2ch USBシリアルインターフェースとして認識されるため、PCキーイングも可能です。ヤエス製無線機は言うに及びませんが、ケンウッドなど他社製品のUSB=RS232C変換も可能です。送受信のオーディオ接続はケーブルを自作する必要がありますが、SCU-17のPTTにはフォトカプラが使用されており、オーディオ・ラインにはアイソレーション・トランスが入っているため、回り込み・ハム対策もバッチリです。拙宅のTS-950SDX、TS-870に繋いで試したところ、RRS-Pi経由でCWキーイングを含めた全機能が正常に動作しました。

TS-870 もOK

TS-870 もOK

無線機との音声接続はステレオ・ミニ・ジャック経由

音声はステレオ・ミニ・ジャック経由

販売開始時期について

 先刻の通り、6月中旬頃からダウンロード販売となります。ハムワールド誌 (6月10日売り)に、SDカードの作り方などを寄稿しましたので、是非ご覧下さい

5 Responses to RRS-Pi 近況 FTDX5000 検証終了 【2016/05/25】

  1. 多田浩 より:

    毎日楽しくブログを読ませていただいています。
    後一月ほどでRRS-Piがリリースされるのですね。いやぁ待ち遠しい限りです。まずはFT-991で試して、その次にTS-2000SXで試そうと考えています。SCU-17のDATA端子とTS-2000SXの13ピンコネクタを繋ぐケーブルも作成済みです。
    心配なのは、リモコンの親機というか手持ちのiPadminiが初代のもので少々非力なのです。大丈夫でしょうか?

    • jg1bvx より:

      多田さん

       コメントありがとうございます。
       小生は iPad Pro で試しています。フルブラウザ(PCインターフェース)ですと”Photon”という3rd Party製のブラウザが使えます。こちらはボタンの大きさが微妙な点を除けば、なんとか使えています。先日も、ホームセンター散策中に拙宅のFTDX3000の電源をリモートでON、6mでJD1が聞こえていたのでコールしたところ、QSOできました。「ポータブル・ワンの付かない移動・・」と説明したら、大うけしてました。ww iPhoneでも動作はしますが外面サイズ的に厳しいですね。
       スマホ・インターフェース経由ですと、リモコンマイクのような感覚で使えます。但し、ZoiperというIAXアプリを併用する必要があります。設定は簡単で、こちらVoIPの遅延もなく快適ですよ。Andoroidも同様です。 iPad miniのバージョンにもよりますが、第4世代であれば全く問題無いと思います。

  2. JJ0AWX(JA8CHP/0) より:

    せっかく免許も変更しリモートできる環境なのですが仕事でくたびれ果てて一向にアクティビティが上がりません。
    JL1JVT小池さんに情報をいただき私もこのソフトにチャレンジしてみようと思い先日ラズベリーパイ2を仕入れました。
    ラズベリーパイについては全く知らなかったので初歩の本を買い少し勉強してみます。
    電源容量も2A以上のものは用意してあります。
    また、HAM Worldも注文しましたし、わたしの機械も5000MPですのでこのブログは大変参考になるのでソフトが発売されたらさっそく挑戦してみます。

    • jg1bvx より:

      コメントありがとうございます。FTDX5000の場合、SCU-17(ケーブルはSCU-21)を介するだけでフル・コントロール可能です。勿論、本体電源ON/OFFも可能です。EDCさんのSC-2Rを接続すれば各社のローテーターや周辺機器の電源ON/OFFも制御可能です。

  3. JJ0AWX より:

    RRS-101/501を使ってSCU-17を介して5000MPをコントロールしていましたので多分すぐ動作させることはできると思いますが、何せラズベリーパイについては全く知らなかったのでこちらでのコントロール楽しみながらやってみます。

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