おはようございます。雨模様の南関東です。昨夜の地震には少々驚きました。茨城県南部深さ30kmを震源とするM5.6の地震で、震源周辺と我が横浜北部が震度4、間の都内は震度3だそうです。小美玉町で震度5弱とのことで、震源から離れた地域で大きく揺れたことになりますね〜。

 小生は無線機修理中でしたが、無線機を縦置きして作業していたため倒れそうになり必至で抑えました。この辺は山を切り崩した、比較的になだらかな丘の上で地盤は悪くないはずですが、活断層でも通っているのか?少々大きめの揺れが長く続きました。首都直下型が気になる今日この頃です。

3ライン体制で作業中

 GW前後の遅れを取り戻すべく3パラ対応中です。TR-6は第二ラインで詳細検査に入ります。第一ラインには現在NRD535D、FT-901が上がっています。

NRD535D

NRD535D

NRD535D

 JRC謹製のゼネラルカバレッジ・レシーバーです。フラット基調の美しいフロントラインはJRC製無線機に共通のデザインコンセプトです。省庁仕様の本機は、漁業・航空などプロフィールドでの使用を前提に設計され、故障時の迅速な復旧が求められます。その為、各パートがユニット化されスロットに収められる構造です。プロ機では当たり前の仕様ですが、民生機器としては(シロウトが)修理し難い構造なのかもしれません。FT-101やFT-901同様、各部の修理・調整にはゲタ(エクステンション)が必要になります。お預かりした固体は19.9999MHzまでは受信・復調を確認しておりますが、20.0000MHz〜は受信・復調せずプリスケーラーが周波数を表示するのみです。即ちPLLアンロック状態であると考えられます。HPLのロック電圧異常と診ておりますが、調整には22ピンのプラグ・ソケットの付いたエクステンションが必要であり、サービスマニュアル記載のパーツリストからデバイスメーカーを特定、型番を照会したところ、同一形状コネクターの流通在庫を確認しました。まずはエクステを用意するところから着手です。少々お待ちください。

FT-901

 こちらは大変コンディションの良い固体ですが、以下の不具合を確認しました。

  1. Poメーター動作不良
  2. 周波数ズレ

FT-901

FT-901

 また、ご連絡頂いている「ヒーター動作時受信感度低下」の症状については、こちらでは再現しておりません。ヒーター動作時に若干の内部電圧降下が発生します。その為、メーター照明が暗くなることがありますが、同じ固体でも使用する電源環境(AC電源電圧)によっても症状の発生有無が異なります。少々ロードして確認したいと思います。確認済の症状ついて、1.はRFのピックアップからメーターに至る線路上のダイオード焼損、接触不良などが考えられます。2.については、単純にプリスケーラーがズレているだけのような気がします。受信状態は良好で、各バンドで-140dBmで復調を確認、-73.1dBm入力にてS9振れていました。送信出力も問題ございません。

 内部も比較的に良好な状態を保っている固体です。ご指摘の各症状については確認しつつ、適宜修理作業を行いながら調整を実施します。

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