おはようございます。昨日は休刊させて頂きました。被災地は現在も震度6弱の余震が続いていますが、関東も大荒れの天気、釣竿デルタループは若干傾いていますが、タワー・マストは無事でした。ちなみに、昨日はヤエスさんのイベントにリモートデモ環境をご提供、バックアップ体制維持のため拙宅シャックで待機ししておりました。大荒れの天気ですし、こんな日は修理作業しかありまへん。

ドライバ段周辺の劣化が著しい

ドライバ段周辺の劣化が著しい

 FT-101E(その2)は受信部の修理が終わり、全バンドで定格性能が回復しました。こちらは前述のとおりです。一昨日から送信部の修理を行なっていますが、こちらも重篤です。入場時に把握していたドライバ段のプレート電流異常の原因を調べていて、とんでもない事実が判明しました。+300Vラインにの抵抗チョークが焼損していたので、2.2KΩのカーボン抵抗を酸化金属皮膜抵抗に交換して送信テストを実施したところ、ナント目的周波数が発信していません。14MHzで送信すると20MHz台が出てきます。他のバンドも目的周波数が出ません。受信は正常ですので、ローカールOSCは正常にでているはずです。第一・第二ミックスの送信系で何か起きているのか?。送信系を遡って調べていくと、大もとのIFユニットからキャリアが出ていないことが発覚。ストックしている別のIFユニットと交換したところ、正常に動作するようになりました。RFユニットの正弦波も整ったので再度ファイナルのプレートに電源を通してチェック、一応増幅していることを確認しました。しかし、LOADを反時計回りに回していくと、いきなりトランスが悲鳴を上げます。明らかに「発振」していますね〜。この状態で送信停止しても発振が続いているようで、ブルブルと異音が’聞こえ、ヒーターをオフにすると止みます。しかも、交換したチョークの真横にあるチューブラ電解から煙が出ました。実はここは最初から疑っていた場所で、これらの容量抜けに起因して発振が起こっているのではないかと考えています。RFCの抵抗だけ焼けるということは交流成分が回っていることを意味します。即ちRFが回り込んでいると診て間違いないでしょう。300Vラインは12BY7Aのプレート側とブリーダー側に分岐されますが、チョークと煙が出たチューブラーはプレート側です。実はブリーダー側の耐圧315V 10μFも完全にアウトでした。発振止めのセラコン0.047 μFもパンパンに膨れております。取り急ぎ、これらのコンデンサーを交換しました。第一IFのアンプが逝ったのも、AFへ回り込みが起こり発振したことによるものと考えています。送信はTUNEモードでMOXオンにより行なっていますが、7MHz帯以下では発振は起こらないようで、パワーは少な目ですが正常に出力します。ところが、14MHz以上のハイバンドでは発振が起ります。一旦発振すると、MOXを切ってもグルグル回っているようで、300Vラインが10秒程度、電圧降下状態に陥いります。今日以降は高圧の600Vラインに範囲を広げて追いかけてみることにします。とりあえず、高圧部のケミコンは総交換します。経験からリプル混入も発振のトリガーとなり得るので、高圧整流部も確認しましょう。

今後の修理予定

 FT-101Eが読めません。セカンド・ラインが空き次第、FT-736Mの作業に取り掛かろうと思います。少々お待ちください。

  1. FT-101E(その2) 送信不良(重篤)
  2. FT-736M 内部異常発振
  3. IC-736 表示異常
  4. TR-6 全般検査
  5. NRD-535 PLLアンロック
  6. その他の無線機

 

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